446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

人物図鑑(38)らっきょ

中学生時代の僕の同級生で、その時の格ゲー仲間のリーダー格だった友達です。

今は、東京の方で電気関係の仕事をしてるとか。たまに電話が掛かってきますが、当然ながらゲームの話は全くしませんね。

僕的にはしたいんですけど、当然ながら彼はやめています。

今度、446と格闘ゲームの中学生編を書くので、その時に出てくる登場人物を今回から2回に渡りご紹介します。

らっきょは、僕と同じ年でありながら、格ゲーの腕はその時の高校生と渡り合えるぐらいの強さを持っていました。

その当時、僕らは個人のゲーセンで対戦をやっていたのですが、勝負の世界は非情です。勝てば正義、負けるは悪です。

小学生だろうが、中学生だろうが、そして大人だろうが、勝てば認められ、負ければ名前も覚えられず、さっさと筐体を退かなければなりません。

当時の僕は、そっこうで負けて、そっこうで筐体から退いていました。それは、同じく一緒に行っていた友達もそうだったのですが、唯一ただ1人だけ、僕の友達の中で筐体に座り続けることのできた人間が居たのです。それが、らっきょでした。

と言っても、2・3勝できるぐらいでしたけどね。

あんまり調子に乗ったことをしていると、相手はダイヤでキャラを選んできて、しかも待ってきて、絶対に自分からは攻撃して来ないという我慢大会を始めて来ます。

当時の格ゲーは、ダイヤ次第で詰むキャラっていうのがありましたから、こういうのは日常茶飯事でした。

そんな中、連勝できるというのは、けっこう凄いことだったんです。

そんならっきょの戦闘スタイルは、ヒット&アウェイです。

攻めれる時は攻めて、待たなきゃいけないときは、無理せずにがっつり待ちます。

格ゲーは、如何に相手の平常心を掻くかが決め手になってきますから、そう言う意味ではらっきょは格ゲーの才能があったのかなって思います。

僕なんか、当時はガン攻めでもなかったですからね。防御のない突進マシーンでした。

はっきり言って、的です!

CPU戦はそれでも良いんですけどね。対人戦でこれやると、悲惨なことになるのはお分かりかと思います(笑)

さて、らっきょに話を戻しまして、らっきょは中学生から高校卒業まで付き合っていた格ゲー仲間だったんですけど、そんな彼に一番お世話になった格ゲーはマブカプ2でしたね。

マブカプ2は、当時、玄人が素人を狩るゲームの代名詞として有名だったんですけど、アシストとある程度のコンボを使えるようになると、永続持ってる人でも、なかなか踏み込めなくなるっていうのがあるんです。

特に、永続はできるけどアシストはできないという人にはとても有効で、僕はそういうマブカプ2の基本をらっきょから習いました。

あとは、ギルティゼクスの足払いフォルキャンですかね。

ギルティゼクスには、足払いをフォルトレスという防御システムでキャンセルすることにより、ごく少量のパワーゲージで攻めを継続できるという技術があったのです。

皆さんご存じの通り、その技術があまりにも凶悪だったため、現在はゲージを4分の1消費して特定の必殺技をキャンセルできるフォースロマンキャンセルというシステムが生まれたワケですが、この技術もらっきょに教えてもらいました。

不思議だったのが、その当時ってムックや雑誌ぐらいしか情報を得るものがなかったのに、どうやってそういう技術をらっきょが手に入れていたのかということ。

パソコンや携帯の普及はもう少し後だし、だとすると雑誌やムックしか情報の経路はないんですけど、そういうのより大抵前にらっきょは僕に教えてくれてたんですね。

まぁ、らっきょは努力家でしたから、僕の知らないところで色んな勉強をしていたのでしょうが、それにしても、今ゲームを辞めているという事実が勿体無い!

彼は、良いゲーマーだったのにー…。

閲覧ありがとうございました!