■CPU戦の流れ
1面から6面・通常試合(※1)
7面・ライバル試合(各キャラ固定)(※2)
※1 条件を満たすと、4面から6面の対戦前に前に、各キャラクター固定の乱入キャラクターとの対戦がある。
※2 条件を満たすと、ライバル戦終了後、朧ビシャモンが乱入してくる。
(1)乱入キャラクター出現条件
・コンテニューをしていない
・条件を満たすまでコンプリート勝利をし続ける(バットマークを1個も落とさない)
・対人戦をしていない
・6面のCOMと戦う前に、ダークフォース使用中による勝利か、超必殺技による勝利を3回以上行う(削りによる勝利は無効)
(2)隠しボス(朧ビシャモン)出現条件
・オートガードモードを使用していない
・コンテニューをしていない
・対人戦をしていない
・7面終了時までコンプリート勝利をし続ける
・各キャラクターに決められた規定技による勝利を2回以上行う(削りでの勝利は無効)(※3)
※3 規定技一覧
ジェダ➡ブロヴァ=ディ=セルヴォ
バレッタ➡ビューティフルメモリー
キュービィ➡+B
リリス➡グルーミーパペットショー
デミトリ➡ミッドナイトプレジャー
モリガン➡ダークネスイリュージョン
アナカリス➡ファラオサルベーション、ファラオデコレーション
ビクトル➡ゲルデンハイム3
ザベル➡ヘルダンク
レイレイ➡中華弾
ガロン&ダークガロン➡モーメントスライス
フェリシア➡プリーズヘルプミー
オルバス➡アクアスプレッド
サスカッチ➡ビッグスレッジ
ビシャモン➡とが首さらし
シャドウ➡憑依中のキャラクターの規定技
■注目システム
(1)インパクトダメージゲージ
キャラクターの体力ゲージのこと。前作までの体力ゲージとは異なり、受けたダメージのうち、白く表示されている部分は回復可能で、時間の経過と共に徐々に回復していく。赤く表示されている部分は回復することができない。また、本作はラウンド制が廃止され、体力がゼロになると自キャラの体力ゲージの下にあるバットマークが1つ減る。それが減ると同時に体力ゲージも回復し、自キャラのバットマークがない状態で体力がゼロになると敗北となる。
(2)ダークフォース
スペシャルストックゲージを1つ消費することにより発動することができる。背景が切り替わり、体力ゲージの下にダークフォースが使用可能な時間がゲージで表示される。その時間中は、キャラクター毎に特殊能力が得られる。
(3)アドバンジングガード
相手の攻撃をガードしたときにコマンドを入力することで、相手を突き放すこどができる。
(4)空中チェーンコンボ
空中でもチェーンコンボが行えるようになった。
(5)オートガードモード
オートガードモードとは、ガード操作をしなくてもガードをAIが認識して勝手にしてくれるシステムで、前作ではオートガードに回数制限があったが、本作では無限にできる。また、オートチェーンコンボは廃止され、基本技でもダメージを削られ、スペシャルストックゲージの増加量が通常の4分の3に低下し、かつストック数の上限が3になるなど、デメリットも多くなった。
(6)隠しキャラクターが使える
ヴァンパイアセイヴァーには、ある特定のコマンドを入力することで、隠しキャラクターを使用することが可能です。
・シャドウ⬇
シャドウは、自分自身が戦う訳ではなく、対戦しているCOMに乗り移って戦うキャラクターです。なので、全てのキャラクターを使える人でないと、CPU戦を全クリするのは難しいと言えます。
〈使用コマンド〉
(1)憑依させたいキャラクターにカーソルを合わせて、スタートボタンを3回押す。
(2)『?』にカーソルを合わせてスタートボタンを5回押す。
(3)PまたはKボタンで決定。
・ダークガロン
ダークガロンは、もう一人のガロンでドラゴンキャノンの性能が前作・ヴァンパイアハンターのものになっています。その他にも、身体が鈍く光っているなど、ガロンと少し異なる部分がありますが、ガロンとほぼ同じ感覚で使用することが可能です。
〈使用コマンド〉
ガロンにカーソルを合わせて、スタートボタンを押しながら、PまたはKボタンを2つ以上同時押しで決定。
■評価
CPU戦の楽しさ🌟🌟🌟🌟
対人戦の面白さ🌟🌟🌟🌟
ゲームのやりがい🌟🌟🌟🌟
ネタ的要素🌟🌟🌟🌟
(MAX🌟5つで評価)
■ゲーム推進度
ネット🌟🌟🌟🌟
446🌟🌟🌟🌟
(MAX🌟5つで評価)
■感想
ヴァンパイアシリーズと言ったら、ファンの間でセイヴァーとハンターのどちらが名作か意見が分かれますが、僕はどちらかというとセイヴァー派です。
何故かと言うと、ちょうど世代の格闘ゲームだったからです。
理由は、ただそれだけですね。
セイヴァーは、CPU戦・対人戦共にやりまくりました。
今でも、ネシカにセイヴァーが配信されているので、時々触るのですが、乱入もけっこうあるタイトルですね。まぁ、もちろん同じ年代の方の乱入が多いですが(笑)
リリス・バレッタ。ここら辺は、乱入率も高かったですね。というか、今でも多いです。
たまに、ドラゴンさんが身内戦をしてくださるので、僕もセイヴァーの身内戦に参加させて頂くのですが、やはりバレッタの使用率は高いです。
バレッタの使用率が高い理由は、まぁキャラ愛もありますが、サコスペが影響してますね。
サコスペというのは、サコスペシャルの略称で、サコさんというプロゲーマーの方が見出だしたバレッタの技術です。
【(ダッシュ弱P➡弱P×2)×N】を1フレーム(60分の1秒)という猶予の短さで入力しなければならない、超難しいコンボで、決めることができれば半永久的にダメージを取っていけますけど、まず普通の人はできません。1ループできれば、自分を誇って良いと思います。前にも書きましたが!
当然、僕を含めて、僕の身内でサコスペなんてできる人は一人も居ないんですけど、やっぱりみんな憧れる訳ですよ。
それで、できないと分かっていながらも、どこかで自分もできるんじゃないかと挑戦するんです。
まぁ、素人の僕がサコスペなんて挑戦しても、はっきりいってCPU戦でCOMに余裕でやられます。決まらなければ、ダメージは雀の涙ですからね。レベル高いところだったら、1面からチェーンを入れてきますから、僕は1面であの世に行ける自信があります。
僕は、こういう自分でできそうにないものは、始めから挑戦しないタイプなのですが、身内では一時こういうのの練習が流行りました。
確かに、できれば人に自慢できますしね。ただ、僕はこういうのは動画で視聴して楽しむ感じです。
さて、ここからはCPU戦の感想をいきます。
ヴァンパイアシリーズの中で僕がセイヴァーが好きな理由はCPU戦にあります。セイヴァーのCPU戦は、乱入キャラや隠しボスが居たので、とにかくCPU戦が楽しかった。
セイヴァーは、何もしなければたったの7面で終わってしまうのですが、乱入キャラと隠しボスを入れれば9面まで遊ぶことができます。
最初のうちは、朧ビシャモンを出すのに苦労しますが、まずは戦い方が簡単なフェリシア辺りから出していって、最後にアナカリスみたいなですね。
あと、何気にガロンも僕は難しかった。モーメントスライス、なかなかCOMは当たってくれません。
単発でも投げ判定のヤツはまだ良いんですけど、単発打撃の超必殺技とか、さすがのCOMも当たってくれないんですよね。
まだ、ウル4のセービングみたいなのがあるなら、けっこう狙いどころもあると思うのですが、アナカリスのファラオデコレーションとか本ッッ当COM当たってくれないんですよ。
どこだったか、県外に旅行行ったときがあって、そこのゲーセンが運良くCPUのレベルを低く設定してあり、そこで1回だけアナカリスで朧ビシャモンを出したことがあります。
あとは、レイレイもキツかった。
レイレイで朧ビシャモンを出そうと思うと、中華弾という設置型の飛び道具を当てなきゃいけないのですが、これが爆発するまでに時間があって、当然COMもその間に逃げるんです。
そりゃそうですよね(T_T)
一応、CPU戦とは言え、対戦しているわけですから。
簡単なのは、フェリシア・モリガン、そして意外にリリスのグルーミーパペットショーも当てやすかった。
グルーミーパペットショーというのは、リリスがバニーガールに変身して、投げたシルクハットが相手に当たると、相手をステージの上で踊らせて採点し、その採点に応じたダメージを相手に与えるという超必殺技です。
まぁ、この必殺技の説明は今回省略(興味がある方は動画サイトやネットで調べるとすぐに出てきます)させていただきますが、この必殺技、リリスがポイってシルクハットを投げるだけなので、観戦してるときはやりにくそうだなってイメージがあったんですけど、実際やってみると、適当にやっても案外当たってくれました。
で、肝心の朧ビシャモンの強さなのですが、やったことがある方なら分かると思いますが、セイヴァー自体COMがけっこう超反応してきます。
もちろん、相手がCPUである以上、倒し方があるので、それを使えばそこまで苦労はしないのですが、ジェダやモリガン、デミトリなんかは、起き攻めもきちんとしてくるし、対空や牽制なんかも基本の型をしてきてくれるので、対人戦の練習に持ってこいです。
僕的には、この3人にはCPU専用の立ち回りではなく、対人戦と同じやり方で対処してやってみるのも面白いかなと思います。
話が脱線しましたが、セイヴァーのCOMはどのキャラもけっこう良い反応してくれるので、朧ビシャモンもそこまでないかなって感じがします。
絡め魂とかがないので、鬼炎斬系に当たらないようにすれば、そこまで気張ることもないかな、と。
隠しボスなんですけど、気軽に遊べるキャラなので、僕は好きでした。
アルカナのパラセやカイザーのジェネ様みたいな、鬼ボスを望まれている方には、あんまり出す価値はないかもしれませんね。
あくまで、スコア稼ぎともっとCPU戦やりたいなって思う方が狙う、お遊び要素が強い隠しボスです。
演出は、僕は格好良いと思います。
さて、長々と書きましたが、ヴァンパイアセイヴァーは、カプコン復活プロジェクトという、ネシカ筐体に昔のゲームを配信しよう!という企画で、唯一ストリートファイターシリーズ以外に選ばれたタイトルです。
キャラクターやCPU戦に癖があり、最初はやりにくいかもしれませんが、やり込める要素はいっぱい詰まっているので、やり始めるとけっこうハマるゲームかなと個人的には思います。
お時間に余裕があるらば、昔のゲームに浸ってみてはいかがでしょうか?
閲覧ありがとうございました!