446の素人格ゲーブログ

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【検索74】アンダーナイトインヴァースと厨二病

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今回は、検索ワードに「アンダーナイトインヴァース厨二病」とあったので、その話をいってみたいと思います。

まず、アンダーナイトインヴァースのことについて書く前に、厨二病について書きたい思います。

まぁ、厨二病とはどういう意味なのかを言葉に表すのは僕の頭では難しいんですけど、一般的に言われているのは、思春期にありがちな痛々しい妄想のことですね。

最近のアニメや漫画では、惑星の名前を横文字で読んでみたり、必殺技の名前を英語と仏語を組み合わせてつけみたりしてますけど、そういうのを厨二病的表現なんて言ったりします。

でも、それ言っちゃうと、例えばお洒落なカフェの名前なんかも、横文字に直したお店とかがあるので、「そういうのも厨二病的表現になるのか?一緒にするな!!」と仰る方もおられるかもしれませんが、そもそもこういう表現って昔から存在していて、ほら大正時代に起きた自由主義的運動のことを『大正デモクラシー』とか言ったりするでしょ?

表現的にはもう日本の文化の1つとして定着しているので、そこは一般的に認識されているんです。

ただ、それを過剰に妄想して、言葉に全面に押し出したり、アニメや漫画だったら、意図的にそういう表現をしたりすると、『厨二病』って言われたりするみたいですね。

例えば、ヴァンパイアセイヴァービシャモンというキャラクターの勝利メッセージに「刃ーッ刃ッ刃ーッ!」とかありますけど、これはビシャモンが人を斬り続ける鎧と刀が妖怪化したもので、それを禍々しく表現するために文字でこういう笑い方をしてるんですけど、まぁこういうのなんか、厨二病的表現で良いのではないでしょうか。

で!このアンダーナイトインヴァースという格闘ゲーム

まさに、そういう表現を全面に出した格闘ゲームで、例えばこの格闘ゲームのラスボスであるヒルダという女性が組織する名前を、忘却の螺旋と書いて『アムネジア』と呼んだり、能力者本人のイメージを実体化させる力のことを顕現化と書いて『イグシス』と読んだり、普通に読んでもその言葉に辿り着けることはまずない読み方が多いです。

ちなみに、前にも書きましたが、アンダーナイトインヴァースのバージョンアップであるエクセレイトの意味も造語で、ececuteというコンピュータープログラムを実際にコンピューター上で動かすという意味のパソコン用語とlateという遅い・夜更けという意味を掛け合わせて、「更に深い夜が始まる」という意味を厨二病表現で表しています。

よく、厨二病の表現は、「軽い」とか「言葉に意味がなく格好付けたいだけ」などと罵られたりしますが、制作者の伝えたいことを読み説き、改めて見直すと、意味はちゃんとあるし、軽くだってないんです。

ですから、厨二病表現をただの物語の設定としてではなく、どの言葉とどの言葉が掛け合わせてできた言葉で、そこには制作者がこういう想いを詰めて話を表現しているというのを考えながら読み進めていくと、また違った角度から物語を楽しめるし面白いかなって思います。

別にそこまで気にしなくても良いけど、実は物語の伏線の一部になっていたり、裏設定に繋がっていたりするので、そういうのを楽しみたい方は是非とも厨二病の表現にも目を向けて貰いたいですね。

今回は、厨二病というのがテーマだったので、ゲームの話より厨二病の意味と、僕なりの楽しみ方を書いてみましたが、まぁここは好みの問題もあると思うので、参考程度に閲覧して頂ければ幸いです。

では、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!

PS・厨二病を調べるにあたり、色んなサイトを巡っていたところ、『邪気眼』も厨二病と同じ意味で扱われていたことに、ビックリしたオッサン(笑)