446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

雑記391.(その1)2016年6月質問返答

ムックの紹介に入る前に、質問が来ていたので、お答えしたいと思います。

〈質問〉
446の趣味で良いから、一人でやるのにお勧めの格闘ゲームってある?

〈返答〉
僕の趣味で良いなら、こんな感じになります。

(1)サムライスピリッツ天草降臨
(2)ストリートファイターEX2plus
(3)マーブルVSカプコン
(4)ザ・キングオブファイターズ2002

今回来た質問は、全てゲームに関する質問なので、素人の返答しかできませんが、させてもらいます。

まぁ、CPU戦と仰るのなら、前に頂いた返答をそのまま書こうと思いましたが、今回は一人でプレイするのに面白い格闘ゲームは何かという質問だったので、この4つにしてみました。

では、順をおって、そのゲームの素人の僕なりのお勧めポイントを書いていきたいと思います。

■サムライ天草降臨

この作品は、1996年にアーケードで稼働したゲームなので、約20前の格闘ゲームになります。

なので、今の格闘ゲームをプレイしている方には、多少違和感があるかもしれません。

ちなみに、この格闘ゲームには永続コンボが多数あり、またダイヤグラムも酷く、あるキャラの組み合わせでは詰む試合も出てきます。

もともと、サムスピシリーズはそういうの多いですが、このゲームに至ってはそれが顕著で、上記の理由から対人戦には不向きです。

なので、一般の評価は『黒歴史』と囁かれるほど低いものなのですが、これ、一人で遊ぶには最高の作品だと僕は思います。

それは何故かと言うと、とにかくコンボが楽しい!この一言に僕は尽きますね。

格闘ゲームの華はコンボだと言われるぐらい、連続技は格闘ゲームの魅力の1つです。

対戦で連続技を決めたときの快感はもちろんのこと、それ以外にも格闘ゲームを知らない人にゲームの面白さを伝えるとき、コンボは一番伝えやすいパフォーマンスの道具にもなります。

ただ、このゲームは一度ハマると抜け出せない永続コンボがある上に、とにかくその永続コンボが長いッッ!!

なので、相手が永続コンボをしてこない限りは、こちらも永続コンボはしないのが対人戦のマナーだと僕は思います。

でも、永続コンボを持ってるのに永続コンボができないというのは、せっかく練習したのに魅せる場がないという意味でも辛いじゃないですか!

だから、CPU戦でその不満をぶちまけて、一人でコツコツ永続をやるのです。

まぁ、難しいキャラも居ますし、簡単に永続コンボができるキャラも居ますが、1つ言えることは、どのキャラも永続コンボを楽しむには忍耐が必要だということ。

永続コンボをするにあたり、連斬という天草降臨独特のシステムを使うことがあるんですけど、この連斬とは何かというと、今で言うコンビネーション技で、コンビネーション始動技を入力することにより、決められたコマンドを入力することで、通常技から通常技へキャンセルすることがこのゲームは可能なんです。

一番簡単な永続コンボだと、連斬中に相手が仰け反っている時があり、そこに連斬始動技を入力しコンビネーションを入力することで、永遠にコンボが繋がるというものがあります。

今のゲームで例えると、電撃のA連打コンボを途中でキャンセルして、そこからA連コンボを入れるみたいな、そんな超簡単かつ凶悪なループができてしまう。

なので、対人戦ではできないかもしれないけど、CPU戦でコツコツ一人でやるのには最高のゲームです。

格闘ゲームのコマンド入力が苦手だと言う方でも、始動技を入れたあと、ボタンをポンポン押すだけなので、少し練習すれば誰でもコンボを習得することができ、それも本作の魅力の1つですね。

格闘ゲームでコンボをやりたい!
でも、複雑なコマンド入力は苦手!

そんな方にお勧めです!

ストリートファイターEX2plus

これも、連続技が楽しいゲームです。

ストリートファイターシリーズも、近年はコンボ色が濃厚になってきましたが、一昔前は読み合いが強いゲームと言われていまして、そういうイメージが強かったストリートファイターシリーズの中で、コンボ色が濃厚だったストEXシリーズは異色のゲームでした。

最も、ストリートファイターファン(あくまでも僕の周りの話ですよ!)を怒らせたのは、超必殺技から超必殺技へキャンセルして繋げることができる、スーパーキャンセルというシステムで、しかもコマンドが簡単だから、これでダメージを簡単に取れてしまうというー…。

でも、僕にとってはそれがこのゲーム最大の魅力であり、コンボを練習するだけでも楽しいゲームでした。

このゲームの最大の魅力は、コンボをどう組み立てるかを自分で考えれること。

上記で紹介した天草降臨は、大抵のコンボが連斬始動から超必に持っていったり、もしくは必殺技で相手を仰け反らせて、そこを通常技で攻撃していくみたいな、同じことを繰り返す、いわゆる『ループ』というものが主流なのですが、ストEX2plusはそのループの他にも、様々なコンボの型がありまして、それを自分で見付けて楽しむのがこのゲーム最大の魅力ですね。

このゲームに実装されているスーパーキャンセルというシステムを使えば、超必殺技から超必殺技に繋げて、大ダメージを狙えますし、エクセルというシステムを使えば、優先順位はあるものの、全ての技でキャンセルが可能となり、これがまた楽しいんですね。

最初は、通常技から必殺技みたいなのをやって、それができたら超必殺技まで繋げて、今度はそれにもう一度超必殺技を繋げてみる。それができたら、今度はそれにエクセルを絡ませ自分の中のコンボの精度を上げていく。

入力受付も優しいので、ある程度コマンドをミスってもなってくれるし、その上自分に合わせたコンボを作り出せるというのが本作最大の魅力ですね。

そうですね。今で言うなら、本作はエリアルができない電撃と言っても過言ではないですね。

それぐらい、解りやすくて面白いゲームです。

■マーブルVSカプコン

今の格闘ゲームには、当然のようにエリアルというコンボがありますが、昔の格闘ゲームは空中コンボはあってもエリアルというコンボのシステムはありませんでした。

エリアルと空中コンボの違いは、自キャラが空中にいるかいないか。

仕掛けた側は地上に居て、相手を空中に浮かした状態で連続技を叩き込むのが空中コンボ。相手を何らかの方法で空中に飛ばし、自分も空中に居る状態で相手に連続技を叩き込むのがエリアルレイヴ

今は、ギルティやブレイブルー、アルカナやメルブラと言った近代格闘ゲームでよく見掛けるシステムですが、その元祖がVSシリーズです。

ただ、その当時は空中で決まったパーツでループさせるというのが一般的で、今の格闘ゲームのものと比較すると、地味なものが多かったのですが、それでも、通常技のコンビネーションから最後に超必殺技を入れるだけでも当時は友達同士で盛り上がったものです。

そのVSシリーズの第6弾がこのマーブルVSカプコン2で、まずこのゲームの凄いところは、今まで登場したVSシリーズのキャラクターが全て出場していること。

流石に、隠しキャラクターは出場していないのですが、プレイアブルキャラは全員出場しています。

キャラ総数は、なんと56体!

対人戦になると、やはりダイヤグラムがあるので、だいたい選択するキャラクターが決まってくるのですが、一人でコンボを探しながら、コツコツプレイするには最高のゲームです。

もうね、これだけキャラが居ると、ずっとプレイしてても飽きが来ませんよ。

しかも、このゲームはキャラクターを3体選択することができて、その組み合わせによって様々なコンボを組むことができます。

もちろん、スパコンからスパコンに繋げることもできますし、それが面倒な方は3人一緒にスパコンを決めてやるというだけでも演出を楽しむことができるでしょう。

それができるようになったら、1体のキャラクターで永続コンボを練習するのも良いかもしれません。

野試合や身内戦ではできないかもしれませんけど、一人でコツコツ練習するのは許されるでしょうし(笑)

マグニートーやウォーマシンは、このシリーズでは有名な永続コンボを持っているキャラクターですが、他にもモリガンやアミンゴなど、状況限定で永続コンボを持っているキャラクターがたくさん居るので、慣れてきたらこれらのキャラクターで、煮詰めていくのも僕は面白いと思います。

エリアルゲームの集大成として、一人でコツコツやる格闘ゲームとしてはお勧めです!

■KOF2002(無印)

対人ゲームとしても、かなり需要のある本作ですが、一人でコツコツやるにも面白いゲームだと思います。

この格闘ゲームの一番の魅力は、どこでもキャンセルが実装されているところ。

どこでもキャンセルとは、通常時には不可能な通常技や特殊技のキャンセル、また通常ではできない【必殺技➡必殺技】といった行動を可能にするシステムのことです。

正直、どこでもキャンセルはできる人とできない人でだいぶん差が生まれてしまうので、格闘ゲームとしての評価は賛否両論です。

まぁ、当時を振り返りながら、被害妄想気味に2002の格差を説明すると、例えば立ち回りではそこまでレベルの変わらない者同士の対戦でも、一人は通常技からスパキャン超必、もう一人はMAX発動からドコキャンしてのMAX超必ができる。同じ2ゲージ消費のコンボなのに、後者のダメージは格段に上がります。しかも、ドコキャン中はループを見せ付けられるので、それを見せ付けられるだけで腹が立ちます。

そして、やっとクイックMAXからMAX必殺技へと繋げれるレベルになって、上級者と対戦すると、本作は牽制とバッタと多彩なジャンプで勝負するゲームなので、そんなにドコキャンを使わない事実を突きつけられます。

締めれるときはもちろんドコキャンを使って相手の体力を全部持っていくということをするんですけど、まずそんなことさせてもらえる美味しい状況に持っていけることが少ないですし、素人の僕では切り返しはガーキャンが一番安全なので、ゲージは常に必要になります。

こうなってくると、対人戦では立ち回りのセンスが問われて来ます。で、その周囲の化け物じみたセンスを目の当たりにして、オジサンはこう思うのです。

「俺が必死乞いて頑張って練習した連続技は一体なんだったんだ?」と。

本作のシステムであるドコキャンは、一朝一夕でできるような優しいものではなく、ある程度格闘ゲームに慣れている人でも、覚えるまでにけっこう時間が掛かります。

まだ、主人公系はマシなんですけど、難易度の高いキャラクターなんか、何回やってもできないキャラも出てきます。

ここら辺は、努力だけで克服できるものではなく、もはやセンスとか才能と言った方が良いかもしれません。

上記で紹介した、天草降臨のコンボは、永続コンボを締めるまで時間が掛かるので労力を消費するというお話をしましたが、その労力にプラス技術が加わったのがこのKOF2002です。

現在、似たようなシステムにKOF13CXがありますが、13は発動するとオートダッシュしてくれるので、まだその分楽なのですが、2002はコンボ中にドコキャンをしたい場合、クイックMAXというシステムを発動し、コンボを繋げるのですが、その場で発動するので、距離の調整は手動なんです。

その調整がまた難しいんですよ。

ただ、このコンボ。できるとめっちゃ格好良いです。

京のクイックMAXをしてるだけでも、観戦してくれる人が居ます。

コンボ練習に相当の時間を費やす本作は、格ゲーをあまりやらない人にはお勧めできないんですけど、対人戦とかはそんなにせず、一人でコンボの練習をするという人にはとてもお勧めです。

ただ、妥協が許されないコンボが多数存在するので、僕のような適当にゲームを楽しむプレイヤーにはお勧めできません。

反復練習にも堪えれる強靭な精神をお持ちの方のみ楽しむことができる、究極のゲームだと思います。 

「強靭な精神って、表現が大袈裟過ぎじゃね?」という方、考えて見てください。

これは、ゲームですッッ!!

学業や仕事なら、それは社会のスキルとして必要なものなので、時間を費やすのも自身で納得できると思います。

しかし、趣味というのは、自分が楽しいと感じなければ「俺、なにやってんだろう?」となります。

例えば、ゲームで生計を立てれるぐらい有名なプレイヤーならば、そこに時間を使う意味も生まれてくるでしょう。でも、ゲームのコンボ練習をしている時間を、友達や家族と共有する時間に使えるし、自身の仕事の能力を向上させるため資格の勉強をする時間に当てれる、と考えたとき、ゲームをプレイしている時間が苦痛になってきます。

基本、やり込み系のゲームは、ゲームをプレイしている自分に疑問を持ってしまったらそこで成長は止まるので、僕の場合はとりあいず簡単なキャラだけクイックMAXから超必を完走するという目標を掲げ、コンボ練習をやっていました。

2002UMになってからは、コマンドが簡単になったり、無印では制限されていたことができるようになったので、前より少し気楽にできるようになりました。

「がっつりやり込むゲームがしたい!」という方には、このゲームお勧めです!

■感想

てなわけで、僕だったらこのゲームを一人で楽しむという格闘ゲームをご紹介しました。

今回、画像も掲載しようと思ったんですけど、今週少しバタバタで、写真を撮るまでに至れませんでした。

あと1つ、質問が来ていますので、それもぼちぼち書いていきたいと思います。

閲覧ありがとうございました!