■プロフィール
種族・フランケンシュタイン
出身地・ドイツ
創造年・1830年
身長・249センチ
体重・230キロ
■初出
ヴァンパイア
■設定概要
ビクトル博士の手によって生み出された人造人間。名前は博士のものと同じで、博士の命と引き換えにこの世に生を受けた。己が最強であり、それを証明することで父なる博士に認めて貰えると信じ、日夜戦いに明け暮れる。身体を構成する各パーツは、博士が墓所から掘り出したりみずから手に掛けた死者のまのであり、ビクトルが鼻をほじる癖は指のパーツの本来の持ち主の癖だったらしい。体内には、彼の動力源である電気が常に蓄積されており、それを対外に放出して攻撃することが可能。博士は、ビクトルに妹のエミリーを遺してくれていたが、そのエミリーまでも動かなくなり、ビクトルは持てる電力すべてをエミリーに投じて、エミリーを生き返らせた。そして、ビクトルは電力を使い果たし機能は停止した。しかし、その顔はとても満足げな表情だった。
(オールアバウトカプコン・P334参照)
■主な必殺技
・メガショック(必殺技)
・メガスパイク(必殺技)
・グラビトンナックル(必殺技)
・ギガバーン(必殺技)
・ジャイロクラッシュ(必殺技)
・メガフォーリッド(必殺技)
・ゲルデンハイム3(超必殺技)
・グレートゲルデンハイムS(ダークフォース)
・グレートゲルデンハイムL(ダークフォース)
■お勧め必殺技
サンダーブレイク(2溜め8KK)
シリーズを増す毎に使えなくなっていく、ビクトルの伝説の超必殺技です。
セイヴァーやハンターだったら、まず出せる機会はありません。何故なら、見て対処できるからです。それくらい、出が遅い!それに、サンダーブレイクに使うより、他のことにゲージを使う方がビクトルは効率が良かったりします。
では、何故この技を僕はお勧め技に選んだのか。
簡単な理由です。
モーションが格好良いから!
それ以外に理由が必要ですか?
格闘ゲームと言えば、一番目を引くのが必殺技の演出です。
このビクトルのサンダーブレイクという技。地面に拳を叩き付けて、地面全体に雷を流すという技なのですが、その演出がなかなか格好良い。
今の格闘ゲームの演出からするなら、そりゃあショボいですよ。
ただ、ビクトルが地面に拳を叩き付けて、雷がバチバチってなるだけの演出ですから。
でも、当時は真空波動拳がただの波動拳がみたいなのが一個飛んでいき、ヒットすると五発当たって喜んでいた時代。
ビクトルのこの超必殺技は、当時にしてみればけっこう派手な演出だったんですよ。
■主なコンボ
(1)2弱K➡2溜め中K➡5溜め強P
(2)2弱K➡ESギガバーン(623KK)
(3)(ジャンプ)強K➡〈ダッシュ〉➡遠距離5弱K➡2弱K➡2溜め中K➡2溜め強K➡追い討ち(ダウンした相手へ方向キーを入力し、任意のボタンを押す)
ビクトルは、通常技を溜め押しすると電撃をまとったエフェクトが掛かり、攻撃力も少し上がります。
まぁ、今で言うのなら、メルブラのBEみたいなものですが、当時としては珍しい演出でした。
僕は、溜め系のコマンドが苦手なので、あんまりビクトルは使っていませんでしたが、CPU戦はよくやってましたね。
ビクトルは、キャラ限のコンボが多く、それを探すのが僕は好きでした。
■性能概要
パワーキャラだが、コマンド投げも実装している。タイトルにより、戦い方が多少変わるが、電撃通常技と呼ばれる特殊技を使い、相手を引き寄せてキッカケを作りつつの、ラッシュを掛けて戦っていくのが基本となる。見掛けによらず、コンボの始動が多彩にあり、そこからダメージを取ることが可能。しかし、タイトルを増す毎に、もともと低かった性能が更に低くなり、セイヴァーでは安定した立ち回りが望めない。
■評価
ストーリー性🌟🌟🌟
使いやすさ🌟🌟
マニアック度🌟🌟🌟🌟🌟
(MAX🌟5つで評価)
■感想
ビクトルは、使ってませんでしたね。
本当、CPU専用のキャラクターでした。
ビクトルの面白さは、電撃通常技を使用して相手に接近し、いかに大ダメージを奪うかにあると僕は思うのですが、その性能の弱いにも関わらず、的確な立ち回りとコマンドの正確さが求められるという点で、僕は対人戦では使いきれませんでした。
ビクトルは、僕の中では素人強キャラのイメージが強かった。
理由は、ビクトルへの対策がない人に対しては、自分より凄い技術を持っていても簡単に狩ることができたし、逆にビクトルへの戦い方を知っている人には、そんな大したことはされていないのに、フルボッコにされるということがあったから。
ビクトルを練習していると、よく素人狩りの方に入られて、そういう経験をしたので、イメージは強く残っています。
ただ、僕のレベルのビクトルでは、初心者狩りの方のレベルぐらいまでしか戦えません。
これが、ヴァンパイアやってます!って人との対戦になると、まず近付かせてくれませんし、防戦一方になって、固まるのが嫌だからガーキャンとかしたら、それを読まれてて、チェーンから超必とかそういうことされます。
もともと、身体が大きいキャラを操作するのは苦手なのですが、ビクトルはその中でも相当苦手でした。
まず、チェーンに電撃通常技を入れなければならないっていうのが僕は苦手だった。
こういうタイミングをきっちり合わせていかなきゃならないのって苦手なんですよね。しかも、失敗すると被害は甚大だし(笑)
一人でCPU戦をやる分には面白いキャラクターなんですけどね。
やっぱり、パワーキャラはコマンド正確に出せる人じゃないと、扱うのは難しい(T_T)
ストーリーでは、妹のエミリーを救うため、すべての電気を使い果たし、機能が停止してしまったビクトル。でも、エミリーのために使命を全うしたビクトルの顔は、安らぎに満ちています。
それは、今まで何をしても満足できなかったビクトルが、初めて満足できた瞬間でもあったのかもしれませんね。
閲覧ありがとうございました!