今回は、「アルカディア」と検索ワードにあったので、それをいってみたいと思います。
アルカディアは、エンターブレインから出ている雑誌で、アーケードゲームの専門雑誌です。
現在では、ファミ通がアーケードの記事を掲載していますが、一昔前はアルカディアという雑誌があり、こちらにアーケードゲームの情報が詳しく掲載されていました。
格闘ゲームやシューティングゲームを始め、カードゲーム、レースゲームなど、ジャンルを問わずゲームの紹介がされていて、インターネットが普及した昨今でも、僕はそれなりに楽しませて貰ってました。
時々、上級者の対戦を収録したDVDも付録で付いてきてましたしね。
今回は、そんなアーケードゲーム雑誌・アルカディアの種類を紹介していきたいと思います。
■アルカディア⬇
隔月発売になるまでは、1ヶ月に1回発売されていた、アルカディアの全てのベースとなる雑誌です。
ネットほどの情報の早さはありませんでしたが、それでも上級者のライターが調べた対人攻略は、素人の僕にとっては非常に参考になるものが多かったです。
また、イラスト投稿や自分の好きなゲームの感想を個人が述べる『アフログレースケール』など、読者と編集者の距離が近い雑誌でもありました。
あとは、ハイスコア申請なども魅力でしたね。
僕は、格ゲーでスコアアタックをするのも好きでしたので、「おぉっ!このキャラでこんなにスコア出せるんだ。すっげぇ!」ってなって、記事を見ていて凄くモチベーションを上げることができました。
ときどき、DVDが付録でついてくるんですけど、これも嬉しかったですね。
上級者の対戦DVDが何時間にも渡って収録されているのは、本当に勉強になるし、視聴してて飽きません!
インターネットの普及により、情報が追い付かなくなって、今ではほぼ忘れられた存在となりましたが、僕にとっては学生のときにお世話になった、とても思い出深い雑誌ですね。
■アルカディアエキストラ⬇
画像は、ウル4のものです。僕は、新品で購入しましたが、このまえ覗いた古本屋では、定価を上回る値段で販売されていました。
まぁ、こういうことが起こるのがアルカディアエキストラです。
アルカディアエキストラは、アルカディアの雑誌で取り上げた記事の中で、特に読者に人気のあるタイトルの記事を一つにまとめた、そのゲームだけの専門雑誌になります。
ギルティやウル4みたいに、技術の詳細まで解説してあるものもあれば、グラフィックと対人攻略がちょっとだけで、データフレームすら紹介されていないものもありますが、この時代になると、有名なものを除いて、格闘ゲームが攻略本として発売されることも少なかったので、アルカディアから専門のタイトルのゲームムックが発売されること自体、僕には嬉しいことでした。
アルカディアエキストラのムックは、格ゲーだけですけど、ほぼ持ってますね。
ないのは、KOF2002(無印)とかですね。
2002は、人気があるのか、古本屋ではまだ1回も見掛けたことがありません。まぁ、あったらあったで、雑誌なのに500円とか平気でするんでしょうけど、正直欲しいですね(笑)
エキストラにも、たまにDVDが付録としてついてくるんですけど、こちらは大会動画ががっつりそのタイトルの大会動画だけ収録されているので、アルカディア以上に動画視聴を楽しめることができます。
アルカディアが廃刊し、ファミ通でアーケードの記事が掲載されるようになってから、格ゲーのムックはスト5ぐらいしか発売されていませんけど、もうこういうのやらないのかな?
やっている人には当たり前の情報しか掲載されていないかもしれないけど、グラフィックと技の解説、あとは基本コンボがあるだけでも素人の僕にはけっこう助かるので、今後もこういうムックを発売して欲しいんですけどね。
ただ、できればデータフレームは掲載して欲しい。
と言っても、アップデートされると、ゴロッと変わるから、雑誌じゃ対応できないところがあって、それがネックなんだよなぁ。
■アルカディア増刊⬇
違いがよく分からないんですけど、エキストラと同じで、アルカディアで掲載された記事の中で人気のある一つのゲームタイトルを、一冊の雑誌にまとめた本ですね。
僕が知ってるのは、画像に掲載している、ブレイブルーコンティニアムシフトの増刊号のみです。
■闘劇魂⬇
闘劇魂は、アルカディアから派生した、格闘ゲームのみを記事にした雑誌です。
不定期で発売されて、必ずDVDが付録で付いてきます。
その中には、懐かしいゲームの大会も収録されていて、今のゲームと昔のゲーム、両方の対人戦を視聴できるのが楽しいなと思います。
また、アルカディア本誌より、もっと掘り下げた記事を掲載してくれるので、同じゲームのタイトルでも勉強になることが多かったです。
あとは、キャラランクや闘劇(当時の格闘ゲームの全国大会)の様子をレポートされていたのも良かったですね。
実は、今になってまた集め出した雑誌の一つです。
■闘劇魂MAX⬇
闘劇魂から派生した雑誌です。
闘劇ではないですが、大きな大会のDVDが必ず付録で付いてきます。
雑誌は、ほぼ大会の解説になっているので、付録の大会DVDが目的とする人が多いと思います(笑)
ちなみに、僕は雑誌は持ってなくて、画像はDVDのものになります。
■格闘ゲームMIX⬇
闘劇魂と比べると、本雑誌は2冊しか出ていませんが、闘劇魂が休刊になったあと、唯一の格闘ゲームのみを題材にした雑誌です。
第一回はウル4の特集で、第二回はブレブルのクロノファンタズマの特集をやっています。
懐かしい格ゲーのキャラランクや上級者同士の座談会の模様も掲載され、かなり内容が深いものとなっております。
特に、キャラランクは個人的主観が強いもので、何か一つ発見されれば見解がごろっと変わるものなので、昔のキャラランクと今のキャラランクの違いを見れるという意味ではとても楽しいと思います。
もう少し欲を言わせて貰うと、昔のゲーメストのキャラランクみたいに、一人一人説明があるともっと面白かったですね。
個人的に、エヌアインや恋姫といった、マイナーな格ゲーのキャラランクが見れたのは最高でした。
と言うことで、アルカディアの雑誌紹介でした。
こう見ると、かなりアルカディアの雑誌の種類ってありますね。
今では、格ゲーの記事自体、雑誌で取り上げられることがなくなりましたけど、テレビでもプロゲーマー同士の対戦が実現してますし、またアルカディアみたいな雑誌が誕生すると嬉しいんですけどね。
てか、復活してくれないかなぁ。
アルカディア。
閲覧ありがとうございました!