いつも僕が通っているゲーセンで、たまに来店されるパパゲーマーさん。
とっても、スト3サードがお上手なんです。
しかも、上手いだけでなく、対戦すると面白そうな気がする。
まぁ、これは素人の僕の勝手な見解なのですが、スト3サードは陸の電撃かなって思うぐらい、通常技を地味に当てていくゲームだと思う。
なので、僕みたいに連続技を無駄に狙おうと無理矢理突っ込むと、仕込みの餌食になることが多い。
まぁ、それはそれで面白いのですが、その前にそういう展開になることが少なく、ほぼ通常技をブンブン振ったり、牽制を出し合ったりで、物凄い我慢合戦を強いられるんですね。
なので、このゲームって上級者になればなるほど、とても地味なゲームで、案外ブロッキングも使わないんですけど、素人の僕はそういうの関係なしに無駄にブロッキングも使いたいし、接近してガシガシ攻めて、択の読み合いとかがやりたい。
上級者の中には、そんな素人の僕に付き合って対戦してくださる方もいらっしゃいますが、最近はそういう方もあまりいらっしゃらないので、そのパパゲーマーさんと会えたのは幸運だと思いました。
で、乱入する前に、そのパパゲーマーさんのプレイを観戦していたんです。
僕は、自分より格上の方は、ある程度CPU戦を観戦してからしか乱入しません。
というか、もともと観戦する方が好きですし、あからさまに乱入してくれアピールで同じタイトルの格ゲーをしつつ、コッチをチラチラ見てくる方ならまだしも、もしスコアを狙っている方とかだったら、乱入したら申し訳ないからです。
今回使用されていたのはダットリーで、COMの動きに合わせ連続技を叩き込んでいたところを見ると、対人戦はかなりされているような雰囲気がありました。
ただ、CPU戦は慣れていないらしく、要所・要所で択一を掛けられていて、でもCOMはそういうのだけは超反応してくるので、そこにスパコンを叩き込まれていました。
実際、CPU戦はパターンを覚えていれば、それこそコマンド入力ができない方でも、通常技だけで倒せる人を見たことあります【※1】が、対人戦にだけ特化した方にはキツいと思います。だって、有り得ない反応される上に、そこからおかしいダメージを取ってきますからね。
ネクロとか豪鬼は、レベル上げてあると「は!?」ってなる時がありますね。正直、ギルよりも苦手な相手です。
まぁ、それは僕が素人だからでしょうが(笑)
話を戻して、なので早めに乱入した方が良いかなと小銭を探していたら、パパゲーマーさんのチャイルドがコッチをガン見してらっしゃる。
ここは、オジサンである僕も笑顔で対応です。
すると、チャイルドは僕に言います。
「パパに乱入するの?」
なっ!?
その年(見た目4~5歳ぐらい)で乱入という言葉を知っているのかという疑問はさて置き、質問には返答しなければならないのがオジサンです。
なので、ちょっと格好付けて僕は言いました。
「君のパパが強いから、鍛えて貰おうと思ってね。乱入しても良いかな?」
「ダメーッッ!!」
えぇえぇえぇえぇえーッッ!?
まさかのダメコールです。
しかも、チャイルドは兄妹を連れてきて、今度は三人で言います。
「ダメーッッ!!」
え?なに?
イヤイヤ期なのか?イヤイヤ期なのかな?
すると、パパゲーマーは僕の方を見ながら「子供のことは気にせず、どうぞ乱入してください」と仰ります。
でも、チャイルド達は目を潤ませ(そういう風に見える)、首をブンブンと横に振ります。
そして、三人で一緒に「パパは良いっていってるけど、ダメーッッ!!」と拒否されました。
うん、ね。
愛されてますね、パパさんね。
でも、対戦するフィールドで純粋無垢な笑顔を向けられるのは反則だと思うのは僕だけだろうか。
これね、パパさんは良くても、チャイルド達の目にはどう僕が映るのかという問題で、結果がどうなろうが、僕は悪者になってしまう気がする…。
いや、それこそ僕の被害妄想なのかもしれないけど、やっぱりパパゲーマーには乱入しにくいというのがありますね。
子供をゲーセンに連れていき、ゲーセンや格ゲーの文化に慣れ浸しませたいというゲーマーの親心はスッゴく気持ち分かるのですが、せめて一緒に対戦できるレベル、小学校高学年ぐらいになってからの方が良いのでは?
でも、その頃には親の相手はしてくれないんだよなぁ。
閲覧ありがとうございました!