ということで、早いもので野試合事情も200回を迎えることができました。
これも、一重に皆様のお陰であります。
これからも、446の格ゲーブログを末長くよろしくお願い致します。
さて、毎回ぼくの偏見と素人にまみれた目線からお送りしているこのブログですが、今年もあと僅かとなり、飲み会や家の行事などで格ゲーに触れる機会が少なくなってきました。
なので、ここら辺で今年の野試合事情を振り返ってみたいと思います。
今年は、何だかんだで初体験が多かった一年でした。
■その初体験の中でも、一番嬉しかったことは、電撃文庫ファイティングクライマックスで、ユウキというキャラクターで対戦をしていたとき、学生さんに言われたこの一言でした。
「今日は、僕と対戦して頂き、ありがとうございました!」
まずですね、僕は野試合でこんなこと一回も言われたことありません。
何故かって?
ヒゲリンやサラブレッドみたいな上級者ならいざ知らず、素人の僕は、見下されることはあっても、対戦でお礼を言われることなんてまずないんです。
例えば、格下との対戦でも、プレイが雑だったら、言われるのは「素人狩り」とか「キャラ勝ち」です。あとは、そんなに自分では待ったつもりはなくても、「待ったら勝つのは当たり前」とかです。
相手にガン待ちされたのに、「ガン待ちしたら勝つの当然」とか言われたときは、さすがに泣きそうになりました。
とまぁ、こういう経験しかしていない底辺のゲーマーのオジサンなもので、知らない方にこんな評価を頂けることが素直に嬉しかったです。
■あとは、ウル4のCPU戦をしていたときに言われた一言ですね。
その日は昼から講習で、朝からちょっと時間があったので、その地域のゲーセンをスマホで調べて、ウル4の練習をしていたんです。
まぁ、当然朝からだったので野試合などはなく、でもゲーセンの雰囲気が好きなところだったので、ここで昼まで過ごそうと思ってゆる~く練習していたんですね。
そしたら、その日はちょうど雨だったので、仕事が中止になったのか、土木の方達が数人、店内に入ってこられたんです。
で、その内の一人が僕に乱入しようとしたのが見えたので構えていたら、1P側のコインが何回やっても入らなかったみたいでー…。
僕は、講習前でそこまで対人戦をしなくても良いかなと思っていたから、CPU戦を終わらせようと急いだら、その方がテクテクと歩いて来られましてね。
「あの、あなた面白そうだから、対戦したいので、ちょっと待ってて貰います?今、店員さん呼ぶので」
って、言ってくださったんですよ!
これね、社交辞令でもなかなか言ってもらったことなかったので、めちゃくちゃテンション上がりました。
思わず、「ありがとうございました!」とお礼を言ったあとに、筐体に頭をぶつけるという天然のギャグをしてしまったほどです。
しかも、そこの店員さんがまた粋で、「メンテちゃんとしてなくてすみません」と謝罪されたあとに、クレジットを10回ぐらいサービスしてくれたというですね。
ただ、この話にはちゃんとオチが付いてきます。
有頂天になっていた僕だったのですが、その方がとんでもない上級者で、僕はケン以外では何もできませんでした。
勝敗は、勝ったり負けたりだったのですが、内容は明らかに相手の方が上で、まずヒューゴーやザンギといった、判定の大きいキャラクターが飛ぶし動くし暴れるし、僕がそのキャラを使ったとき、絶対にできないようなプレイをしてきます。
かと思ったら、スタンダードキャラで、僕の好きな肉弾戦をしてくださるし。
あぁ、上級者ってこういう方のことを言うんだな、って改めて思いました。
やっぱり、上級者は相手が楽しいと思う対戦を演出してきますよね。鉄拳のオンラインとかでもそうですけど、ナメプとかそういう不快な対戦じゃなくて、相手の力量に合わせた対戦を、相手に違和感を感じさせることなく、すんなりできる方って凄いと思います。
あとで話を聞くと、その方の持ちキャラはアドンだそうで、その時はアドンは出してくれなかったので、また戦いたいなと思い、休みの日に家族には仕事と偽り、何回かそのゲーセンへ行ったのですが、やっぱりそう都合よく会えるものじゃありませんね。
でも、改めて上級者の対戦を経験できたので、僕としては良い経験となりました。
■こういう嬉しい評価をして下さる一方で、かなりキツい対戦もありました。
今年も、ヒゲリンとメルブラをやりまくっていたので、メルブラは一人でもけっこうやっていたのですが、今年は僕のレベルでは届かない初心者狩りの方にフルボッコにされた年でもありました。
それまで僕に乱入してくださっていた初心者狩りの方というのは、ノーマルのエリアルのコンボをしてきたり、ガードは固くても、崩しを一つ持っていると、そこから簡単に崩れてくれたり、そんな感じだったのですが、今回の方はキャラクターセレクト画面でランダムを選択するというですね。
もうですね、「お前なんかどのキャラでいってもフルボッコにしてやるわ!」と言われているよう(僕の勝手な被害妄想ですがw)で、対戦する前から腹の中が熱く、何とか一矢報いたかったのですが、結局なにをしてもボコボコにされましたね。
対戦の仕方がまた精神的に来るもので、1ラウンド目を必ず僕に取らせて、2ラウンド目以降、全く僕の攻撃を触らせずフルボッコにする、というスタイルを取られましてね。
自分の実力というのを、改めて思い知らされました。
ただ、こういう方がおられると、自分の実力を知ることができるので、次の目標ができますね。
素人狩りの方は、自分の力を誇示するために、素人の僕に対して、絶対に負けることはしませんし、僕が対応できないことがあったら、そればっかりして分からん倒しをしてくるので、次はこの技の対策をしなくちゃいけないな、という新たな目標ができますね。
ちょうど、メルブラに少し自信が付いてきた頃だったので、良い薬となりました。
とまぁ、今年はこれくらいですかね。
野試合でやっているのが、ウル4・メルブラ・電撃ぐらいしか僕はないし、鉄拳7FRやKOF14はオンラインなので、店内対戦ってないんですよね。
来年は、エクサムゲーを復活させようと思うのですが、ニトロプラスの情報があんまりなくて…。
4ゲーマーには、ときどき物凄く詳しい解説が掲載されているので、ニトロプラスも期待したのですが、ニトロプラスはやってないみたいですね。
うーん。エクサムと言えば、やっぱりアルカナハートなのかなぁ。
閲覧ありがとうございました!