446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【106】覇王丸

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■プロフィール
生年月日・1763年9月5日 午の刻
出身地・武蔵国城下町
血乃型・A型
武器名・名刀河豚毒
流派・我流
好きなもの・決闘
嫌いなもの・卑怯なやつ、油虫(ゴキブリ)
コンプレックス・短気
尊敬する人・花諷院和狆、実家の近所の老学者
剣の道について・生涯を賭して極めるべき道
特技・大道芸(本人は至ってマジメに、剣術だと言い張る)
平和を感じるとき・酒が美味いとき
好みのタイプ・大和撫子
(サムライスピリッツ天下一剣客伝公式コンプリートガイド P24参照)

■初出
サムライスピリッツ

■設定概要

流浪の剣豪。貧しい旗本の生まれだが、剣の腕は一流で、幼い頃から大人をも打ち負かす猛者だった。当時、覇王丸が支持していた近所に住む老学者に学問と酒を教えてもらっているので、見た目とは裏腹に博識であり、その影響で好きなものの1つが酒となった。やがて、周りに自分に勝てるものがいなくなると、老学者に世界への興味を促された影響からか、旅に出て決闘するようになる。その時に出会った柳生十兵衛に敗北したとき、己の未熟さを痛感し、故郷を捨てることを決意した。

その時、覇王丸にはお静という許嫁(いいなずけ)がいたが、覇王丸はお静を捨てて故郷を出る。しかし、お静は覇王丸への気持ちが強かったため、覇王丸羅将神ミヅキ討伐後に気持ちを聞きにきたが、そこで覇王丸は剣の道に生きることを伝え、完全に関係を絶ちきった。

故郷を捨てて旅に出たあと、飛騨の山奥に行き倒れていたところを花諷院和狆に拾われ、その後は和狆に師事している。和狆に師事していたときに出会った兄弟弟子の牙神幻十郎とは確執があり、また和狆の孫である骸羅とも顔なじみである。

『紅珠魂(こうじゅこん)』という特別な魂の持ち主で、暗黒神・アンブロジァを復活させるために必要な魂の1つとされている。また、壊帝ユガの新しい肉体として色に子供を産ませるために、覇王丸は『半陽の男』として狙われる。

ユガ討伐が終了したあと、覇王丸も猛千代という弟子を取っている。他にも、色とアスラの子供である命(みこと)を心配したりと面倒見の良い一面もある。

サムライスピリッツの時代軸で最終作となる、甦りし蒼紅の刃では、主人公ではなくなったが、年を重ねても尚も剣の道を追い求めている。

■主な必殺技
・奥義 旋風裂斬
・奥偽 旋風裂斬
・奥義 弧月斬
・奥義 疾風弧月斬
・奥義 烈震斬
・酒攻撃
・斬鋼閃
・秘奥義 天覇封神斬
・秘密義 天覇段空烈斬

■お勧め必殺技
天覇凄煌斬(てんはせいおうざん)

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・632146A(真サム)
・(羅刹覇王丸選択時)連環剛破の三段目中に421AB(ポリサム)
・(相手が無の境地を発動できる状態で)214CD(零スペ)
・236AB(剣サム)etc…

渾身の気を刀に込めて豪快に振り降ろす超必殺技です。

作品によって性能が違うので、使い勝手が良いかどうかは作品次第になりますが、カプエス2やネオジオバトルコロシアムといったお祭り作品にも参戦しているので、是非とも確認してみてください。

遊びで演出だけ見るにしても、楽しめると思います。

■主なコンボ
(1)【斬サム・羅刹】(近距離5B➡236D➡623D)×N
(2)【天サム】JC➡[CD➡A➡A➡B➡B➡C➡CA➡B➡C➡C➡C]➡(623C)or(4632AB)
(3)【ポリサム・羅刹】[CD➡B]➡214A➡214B➡4632AB

(1)は、大会なんかでよく見る羅刹覇王丸の永続技ですね。

使いやすい上に、当たれば凶悪。

5Bのヒットで何人の方が泣いたことか。

かくゆう、僕もその一人です。

(2)の天サムのコンボは、まぁ見た目が格好良いということで、このコンボにしてみました。

天サムと言えば連斬ですが、そこからキャンセルして超必、または必殺技に持っていくというのが天サムのコンボの基本公式になっています。

これが更に、格好良くなったのがポリサムのコンボです。

ポリサムのコンボは、天サムのシステムを流用しているので、コンボの公式自体は似通っているのですが、技が大幅に変わっているので、別物のコンボとして楽しめます。

まぁ、超必殺技に持っていっても良いんですけど、もしどこかのゲーセンにポリサムの筐体があるならば、試して見てください。

天覇封神斬発動時の赤いエフェクトの格好良さがたまりませんよ!

ちなみに、連環剛破の三段目(6AB)後に421ABと入力すると、凄煌斬になります。

こちらも、是非とも確認してみてください。

■性能概要
飛び道具・対空技・突進技と一通りの技が揃っているスタンダードキャラクター。サムライスピリッツというゲームの性質上、必殺技以上に通常技にも特徴があり、特に遠距離立ち強斬りの一発の破壊力は目を見張るものがある。

タイトルにより性能が異なるが、通常技から連続技へも持っていけるので、サムライスピリッツシリーズを触ったことがない人にも触りやすいキャラクター。

■評価
ストーリー性🌟🌟🌟🌟🌟
使いやすさ🌟🌟🌟🌟🌟
マニアック度🌟🌟
(MAX🌟5つで評価)

■感想

ということで、今日から二週間ぐらいはキャラクター紹介をやっていきます。第一回は初代のキャラ(天草は斬サムからしか使えないので、今回は除外)をやっていきたいと思います。

今回からサムスピシリーズのキャラクターを紹介させていただきます。とりあいずは、初代で登場したキャラクターを中心にいきたいと思います。

サムスピシリーズは、僕にとって思い出のゲームでもあるので、ついつい文章が長くなってしまいますが、もしお時間に余裕があられるならば最後までお付き合いくださいませ。

と言うわけで、ザ・スタンダード!

トップバッターは、覇王丸です。

まぁ、派生作品にもけっこう参戦しているキャラクターなので、サムスピをしたことない方も知っている方がけっこう多いと思います。

覇王丸の設定のモチーフは宮本武蔵で、デザインのモチーフは手塚治虫先生のどろろ百鬼丸というのは有名な話ですが、今の人には武蔵のイメージが井上雄彦先生のバガボンドの武蔵のイメージが強いみたいなので、少しイメージしづらいかもしれませんね。

まぁ、イメージしにくいという方は、少年漫画の主人公的な性格と思って頂ければ良いと思います。

ぶれない信念を持っていて、それに突き進む。ー…のは、良いのですが、その信念が不透明過ぎて、許嫁はほっぽり出すは、おっさんになっても未だに自分の道を見付け出せずにいるわで、そういう意味ではストリートファイターリュウに似ている気がしますね。

そのストイックな性格から、色んな人の目標にされていますが、それもリュウに似ています。

まぁ、性格が豪快なので、そこら辺はリュウと変わってきますけどね。

さて、あんまりリュウのことばかり話していると、リュウの話で終わりそうなので、ここから覇王丸の話。

覇王丸は、サムスピシリーズではあんまり使ってなくて、ネオバトとかのCPU戦専用キャラクターとして使ってました。

ネオバトには、4体のボスキャラが居るのですが、その乱入条件がいずれも面倒なものばかりで、そういうときコマ投げキャラみたいな、COMのみハマってくれる技を実装しているキャラや覇王丸のように火力の高い技を持っているキャラが僕にとっては重宝します。

シリーズでは、まぁCPU戦全クリして終わりですかね。

主人公なので、エンディングを見とかないと、次の話が分からないときがあるんですよね。なので、エンディングを見るために、絶対1回は使います。

あと、強いて言うなら、真サムと斬サムは使ってました。あと、アスラも使ってましたね。

というか、斬サムからアスラまでは、羅刹覇王丸の性能がコンボよりのスタンダードって感じなので、その感じが好きでしたね。

まぁ、斬サムは当時よく対戦してくれていた方が、「簡単な永続があるよ」と紹介してくれたのが羅刹覇王丸というだけの話ですが。

斬サムには、たくさん永続技がありますが、羅刹覇王丸の永続技は実践でも使いやすいですね。

天草とかになると、理屈は分かりやすいですが、なかなか狙えないというかね。

やっぱり、獲物持ってるゲームなので、どうしてもリーチの長い技で牽制し合うゲームになるので、なかなか近付くことができない。

そこいくと、覇王丸は通常技も悪いものがないし、必殺技も一通り揃ってる。おまけに、この強力な永続技ですからね。

そりゃ、斬サムでは覇王丸使いますよ(笑)

まぁ、本キャラは閑丸でしたけど。

あとは、アスラではけっこう使ってましたね。

アスラの羅刹覇王丸の設定は、自我を失った覇王丸で、CPU戦では中ボスに登場します。

最近のサムスピで言うのなら、羅刹丸の元ネタとなったキャラクターで、あんな猟奇的ではないですが、見た物すべてを斬って、自分が最強であることを証明したい的な、仏教で言うなら、六道の修羅の境涯ですね。

僕は、そのとき中学生だったので、そういう中二病設定をすっごく格好良いなぁって感じて、好きでよく使ってました。

今考えてみると、剣の道の答えが見つからない覇王丸の苛立ちがそういう行動へと移らせたのだと思うと、自分自身に敗北し、それでユガとかに操られたとすると、情けない話(もう学生じゃなくて、覇王丸の設定自体がけっこうなオッサンですからね…)なのですが、学生の時ってそういうキャラが格好良くみえるんですよね。

まぁ、学生時代の中二病演出は僕の中で好きな演出でしたので。無論、今でも好きな演出ですが(笑)

覇王丸の設定は、女性にとっては最悪かもしれませんね。

許嫁にあれだけ想われておいて、「ごめん。おれ剣の道に生き、剣の道に死ぬから」とか言われても、お静さんは納得しないでしょう。

「は?なにそれ」って感じですよ。

そりゃね、何かやりたいことがあって、それにお静さんを連れていくと危険だからとか、明確に理由を示すならまだ分かりますけどね。

まぁ、多分あの真サムの演出にはそういう意味を含めた「剣の道に生き、剣の道に死ぬ」という意味なのでしょうが、演出が短すぎて、当時の僕はポカーンでした。

しかも、僕はバックストーリーとか読んでなかったので、真サムでいきなり登場したお静さんにもビックリです。

ミヅキとの決闘にまで着いて来て、幻十郎が覇王丸を襲おうとしたとき、弱っている覇王丸の前に立ちはだかり、身を呈して覇王丸を守ったんですからね。

でも、覇王丸はそんなお静に「剣の道に生き、剣の道に死ぬ」と言って、旅に出るワケです。

貴様ぁあぁあぁーッッ!!
ちっとは、幻庵師匠を見習えぇえぇーッッ!!

そりゃあ、幻庵師匠とアンタとじゃ、立場は違ったかもしれないよ?

だって、幻庵師匠の女房のお腹には子供が居たからね。しかも、息子や娘も居たからね。

でも、それだけ想われているのなら、自分の信念を妥協してでも守り通さなきゃいけないものがあったんじゃないかな?

お静さんは、自分の命を賭けて、もしかしたら斬り殺されるかもしれない幻十郎の前に立ちはだかり、君を守ったんだよ?

でも、君は守ってもらっておいて「俺は剣の道に生き、剣の道に死ぬ」って、自己陶酔もいい加減にしろ!

はっ!
ついつい、僕の心の声がー…。

いやいや。
お静さんは、覇王丸の気持ちを知っていて来たわけですから、覇王丸がそういうのも分かってた訳ですから、僕がどうこう言えるアレじゃないんですけどね。

ただね、おじさんになった今、思うのはね。

■真サムのエンディング⬇

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こんなことされたら、お静さんも「分かった」言うしかないでしょう!

オジサンは、覇王丸ズルいなって思うわけです。

あくまで、僕個人の感想です。不快に思った方は、申し訳ございませんm(__)m

ついついね、好きなゲームなので、熱が入り偏見じみた書き方になってしまいましたが、きほん覇王丸は良い人です。

和狆と骸羅の仲を取り持ったり、色とアスラの子の面倒を見たり。たまに、ズルいなと思うところもありますけど、そこら辺は人間らしさを表現する演出だとするならば、僕には覇王丸のその演出が物凄く伝わってきます。

ざんばら髪に無精髭をたくわえたオジサンですけど、男気があって、それが良い!

そんな覇王丸が僕は大好きです。

閲覧ありがとうございました!