ネットワークが不安定になっていたため、この時間に更新することになりました。
早い時間にこのブログを閲覧している方、いらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした!m(__)m
さて、今回もありがたいことに春麗VSキャミィの検索をたくさん頂きました。
即席で作ったお話なので、いつも薄い内容が更に薄っぺらくなっておりますが、もし皆様のお時間に余裕があるならば、閲覧して頂ければ幸いです。
なお、スト2編集部では、僕が格闘ゲームのキャラクターを使い、自分の偏見で物語を書いています。そういうのを不快に思われる方は、閲覧をご遠慮お願いします。
■それでは、ここからスタート⬇
ここは、スト2キャラ達が格闘家を辞めて、出版社に勤めているというifの世界。格闘家を引退して、格闘家達を独自の目線で取材して、世の人々に知ってもらおうと決意したリュウは、雑誌の編集長となり、日夜スト2キャラクター達と仕事に励んでいた。
ー1ー
ケンの嫁・イライザ(以下イライザ)「ケーン」
ケン「なんだよ?イライザ。せっかくの盆休みに」
イライザ「なんだよ?じゃないわよ。お盆は家族水入らずでお墓参りに行くって約束だったでしょう!」
ケン「あぁ、そうだぜ。約束はちゃんと守るよ。墓参りは明日だろ?まさか、俺が今日のんびりしているから約束を忘れていたとでも思っていたのかい?」
ケンの息子・メル(以下メル)「違うよ、パパ。ママがヒステリックを起こしている理由はこれさ」
ケン「ん?これって、リュウから来た暑中見舞の葉書じゃないか。なになに『暑中見舞い申し上げます。突然ですが、○月×日に結婚報告をかねた立食パーティを行います』か。って、○月×日って明日じゃねぇか!ったく、あの野郎、なに考えてやがるんだ」
メル「ママがヒステリックになっている理由はそれだけじゃないんだ」
ケン「え?」
メル「これを見て」
ケン「これは、キャミィからの葉書か。すっげぇ、嫌な気がする。とりあいず本文を読んでみよう。『暑中見舞申し上げます。突然のことですまんが、○日×日に結婚報告を兼ねた立食パーティをリュウと春麗の済むアパートの駐車場で開催することにした。暇なら(多分、貴様等家族など、盆にすることないだろうから暇だと思うが)是非参加してくれ』だとぉ…。これが招待する人間におくる葉書かぁ―ッッ!!大体、なんで()の中にイヤミ書いてるんだよ!文にそのまま書くとか、明らかに悪意があるだろうがよ!」
メル「で、どうするのパパ。明日は?」
ケン「こっちだって盆で忙しいんだ。報告会だろ?行く必要はないさ。結婚式さえ出りゃ問題ないだろ」
イライザ「でもー…」
ケン「なんだよイライザ。さっき怒ってた割りには、俺の中止発言には反対なのか?」
イライザ「反対というより、行ってあげなくちゃっていう気持ちになるのは私だけかしら」
ケン「?どういうことだ」
メル「パパ、葉書の裏をめくってみてよ」
ケン「………」
イライザ「どう?ケン。あなたは、これでも彼等を無視できる!?」
ケン「…いや、流石にわざわざ自分の足で俺んちに葉書持ってきたくれた二組のカップルの想いを潰すわけにはいかないな」
メル「二枚とも、切手を貼ってないもんね」
ー2ー
ケン「で、立食パーティに来てみたけど、けっこうみんな自分の用事そっちのけで来てるみたいだな」
メル「でも、家族で来てるのって意外に少ないみたいだね。僕達以外だと、他にはー…」
???「久し振りだな、ケン。お前もリュウに同情し、立食パーティに参加したクチか?」
ケン「ガイル義兄(にい)さん!」
ガイル「そう驚くことはないだろう。私もお前と同じ職場なんだから、招待状が届いていて当たり前。編集長のお誘いに行かない訳にはいかないだろう」
???「メー、ルくん!」
メル「ん?あぁ、クリスちゃんか」
ガイルの娘・クリス(以下クリス)「やだー。また、格好良くなっちゃって。彼女とか居るの?」
メル「まぁね」
ガイル「あの年で彼女がいるとは、父親に似て手が早いみたいだな」
ケン「ちょっと!そういう言い方やめてくれない!?まるで、俺がチャラ男みたいじゃないか!」
ガイル「…違うのか?」
イライザ「見た目、そう見えるけど、意外にケンって真面目なのよ。格闘に対しても真摯に接しているし」
ガイル「ふっ…。随分と惚れられているようだな、ケン。まぁ、我が妻・ユリアの姉妹であふイライザがそう言うのだ。ここは、イライザの言葉を信じてみるか」
ガイルの嫁・ユリア(以下ユリア)「あなた、大変よ!メルちゃんがクリスを人気のない雑木林の方に連れていったわ」
ガイル「あの小僧ぉおぉおぉ!ウチのクリスに何をするつもりだぁあぁ―ッッ!!」
ケン&イライザ「あんたたち、俺達の子供を一体どういう目で見てんだよ」
ー3ー
ガイル「やれやれ、ただ飲み物を取りに行っているだけとは人騒がせな。どこかへ出掛けるときは、何をしに行くのか、いつもパパに報せなさいと言っているだろう、クリス。特に、メルと行動するときは」
メル「パパ。僕は、ガイルおじさんにどういう目で見られてるのかな?」
ケン「…まぁ、敵視されているのは間違いないな。ある意味、男としては名誉なことでもあるけどな。それだけ、モテてるってことだろうし」
イライザ「それより、まだ始まらないのかしら。立食パーティ」
ケン「そろそろ始まってもよさそうなんだけどな。あっ!」
リュウ「皆さん、本日はお集まり下さり誠にありがとうございます」
ケン「リュウが壇上で挨拶してる。どうやら、始まったみたいだぞ」
リュウ「皆さんに支えられ数年、ようやく私も春麗と一緒になれました。式の日取りはまだ決まりませんが、どうか我々をこれからも温かく見守って頂ければ幸いにございます」
ケン「リュウも言うようになったじゃないか。どれ、親友として挨拶にでも行ってくるかね。イライザ達はここで待っててくれ」
???「待て!」
ケン「へ?」
???「リュウのところへ行く前に、私の報告も聞いとくべきではないのか?」
イライザ「キャミィさん。あなたも、壇上で結婚報告するんじゃないの?」
キャミィ「イライザとか言ったな。確かに、私は葉書にこの駐車場で結婚報告をすると書いたが、誰もリュウと春麗に許可を取ってやっているとは言っていない。私達は、奴等には内緒で勝手に結婚報告をしに回っているだけだ。因みに、リュウと春麗に招待もされていないかな」
メル「…パパ。この人、アタマ大丈夫なの?」
ケン「コラ!メル!!」
春麗「あら、キャミィじゃない。そんなところで何してるの?随分とみすぼらしい格好してるみたいだけど?」
ケン「また、面倒臭いのが出たよ」
イライザ「春麗さんは、リュウさんの側に居なくて良いのかしら」
キャミィ「みすぼらしい格好だと?お前の目は節穴か?このハイレグにフリルのついた最高のファッションが分からんとは、貴様も落ちたものだな」
春麗「あら、ごめんなさい。いつもの格好に、トイレットペーパーでフリル作ってるだけだと思っちゃったから。それって、ちゃんとしたものだったのね」
キャミィ「貴様ぁあぁーッッ!!このフリルはトイレットペーパーじゃなくてティッシュペーパーだーッッ!!」
メル「え?なんなのこの人たち。パパ、僕、この場に居合わせたくないよ」
ケン「じゃあ、一緒にリュウのところへ行くか」
イライザ「ちょっと!私を置いて行かないでよ!」
ー4ー
リュウ「おぉ!ケン、来てくれたのか」
ケン「当たり前だろ。親友の結婚報告会に行かない阿呆がどこに居るんだよ」
メル「パパの嘘つき。最初は行く気なかっただろ。ママに諭されて、やっと重い腰を上げたくせに」
ケン「おい、コラ!メル」
リュウ「ハハハ…。まぁ、なんでも良いさ。俺のために来てくれたんだもんな。ありがとう!」
イライザ「相変わらず、リュウさんは気持ちをダイレクトに伝えるのね。そういうところ、ウチの旦那も真似してほしいわ」
ケン「俺って、そんなに回りくどいか?」
イライザ「えぇ。とっても。まぁ、そんなところが好きでもあるんだけどね」
リュウ「ハハハ…。のろけられちゃったなぁ」
DJ「Hey!リュウ!結婚おめでとう!」
リュウ「なんだ、DJも来てくれたのか。すまないな、全国ツアーで忙しいところ」
DJ「良いってことよ!キャミィとの結婚も一緒に祝ってくれるしな」
リュウ「そう言えば、キャミィの姿がないな。あれ?そう言えば春麗も」
ケン「あいつ等なら、いつものように競い合ってるよ」
リュウ「…またか」
DJ「キャミィはなにかしら春麗に嫉妬しているらしく、すぐに春麗にbeatかますからな!But!今回は、リュウに場所を提供してもらい、俺達も結婚報告ができているのだから、キャミィに春麗に迷惑掛けないように言わないとな!」
リュウ「あぁ。その事なんだがー…」
DJ「Hey!キャミィ!春麗に突っ掛かるのはやめるんだ。誰のお陰でここに居れるのか、それを考えないとな!」
キャミィ「誰のお陰だと?もちろん、私の権力に決まっている」
春麗「あんたは何もしてないでしょうが!この敷地はね、うちのリュウがアパートの大家さんに頼んでー…」
???「コラぁあぁ―ッッ!!リュウくん!」
リュウ「あっ、大家さん」
大家「勝手に駐車場で立食パーティとかしてもらったら困るって言ったじゃないか!」
春麗&ケン「無断で使用してたんかい!」
ーENDー
■感想
ということで、春麗とキャミィの対決でも何でもありませんね。
単に、リュウが勝手にアパートの駐車場で立食パーティ開催して、しかもそれを無許可でやっていましたというお話でした。
とりあいず、前回から話を進展させたくて、身内だけにでも結婚の報告をしようと立食パーティ開きましたというのが今回の話で、次回はいよいよ結婚式編に突入します。
ここら辺は、春麗とキャミィで見栄の張り合いを素人の僕でも表現しやすそうなので、今から書くのにちょっとワクワクしています。
まぁ、いきなり結婚式というのも面白くありませんから、まずは式場で二人がプランを練るところから始めて、お互いに無駄なところで見栄を張り合うというのを表現できたら良いなと思ったり。
お話を読んでくれる方が「こんなところでこんなんこだわりゃせんだろ!」というギャップにクスリと笑って頂ければ、僕にとってこれ以上幸せなことはありません。
ただ、これもあくまで予定でしかないので、また書きたいものが変わったら、違うことを書きたいと思います。
それでは、また明日お会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!