今回は、検索ワードに「右京の最期」とあったので、それをいきたいと思います。
右京の最期は諸説ありますが、今回はアスラ斬魔伝の後日談から右京の最期を連想したいと思います。
サムスピシリーズの時代軸からいくと、アスラ斬魔伝より閃サムの方が後の話になるのですが、エンディング的には右京の最期を描写しているのはアスラ斬魔伝だと僕が勝手に思ったからです。←なんじゃそりゃ
とりあいず、アスラ斬魔伝の右京の後日談を全文掲載しときます。
■アスラ斬魔伝の右京の後日談⬇
右京は迫り来る死期と闘いながら帰路へと急ぐ。
「あと少し、もってくれ」
今度こそ『華』を……。小田桐圭の面影と、あの娘の顔が交差する。
「ぐはっ」
吐血し倒れる。意識が遠ざかる中、右京はその娘の名を叫んでいた。
「お咲!!」
そして……。
煎じた華を飲み、意識を取り戻した娘に覇王丸は話し掛けた。
「大丈夫かい、お咲さん」
「……あなたが薬を?」
「救ったのは俺じゃねぇ、これは、その男から預かったものだ」
覇王丸は懐から血に染まった風車を取り出し娘に手渡す。それは右京が命に代えた『華』のようでもあった。
春風に回る風車。
これだけ見ると、何のことだか分からないという方もおられるかもしれませんが、真サムで小田桐圭と決着が着いた右京さんは、アスラ斬魔伝でお咲という女性に出会います。その女性は、右京さんが生涯で愛した女性である小田桐圭に面影が似ていたんですね。
そんな彼女が病に犯されまして、不敏に思った右京さんはお咲さんのために、またしても命を懸けて旅に出たんです。
しかし、右京さんはお咲さんの元まで辿り着けず、途中で息絶えてしまいます。
それを覇王丸が代わりに届けたというのが、アスラ斬魔伝における右京さんのエンディングの大まかな流れです。
ぶっちゃけ、「ユガとか関係ないやん」という話なのですが、まぁ右京さんはいつも間接的にしかストーリーに食い込んできませんのでね。
さて、話を戻して、これを見てもらうと分かる通り、右京さんは華を届ける途中で亡くなったのでは!?と思わせる描写があります。
覇王丸がそのとき立ち会ったのかどうかは分かりませんが、彼がお咲さんの元に華を届けたのには、右京さんが行けなかった何らかの理由がある筈です。
これが、アスラ斬魔伝のすぐあとなのか、それとも少しあとの話なのか、それが分かる描写がないので、仮に閃サムのあとの話と捉えれば、この話を右京の最期の話とこじつけることもできるかなと僕は考えた訳です。
ただね、気になるのは、今年発売される『サムライスピリッツ』は、キャリバー6と同じリブート(今までの話をなかったことにして、話を作り変えること)という話が浮上しているので、どうなるんだろうといったところです。
まぁ、それはそれで良いけどね。
ただ、新作には色や慶寅も参戦してるんですよ。
慶寅はまだ良いとして、初代の一年前の話にあたる本作で、何故に色が参戦する!?と僕的には疑問でいっぱいなので、これからサムスピはどうなるのか本当に心配です。
って、また話が脱線したところで、今回はお開き!
それでは、またお会いしましょう♪
閲覧ありがとうございました!