今回は、検索ワードに「格ゲー、一人での楽しみ方」とあったので、それをいきたいと思います。
格闘ゲームとは、本来人間同士で対戦することを目的としているので、シューティングやアクション、RPGなんかと違い、一人で楽しむという発想はあまり思い浮かべないかもしれませんが、今回は検索ワードにそれがテーマとなっていましたので、敢えて道を外れて、そっちのテーマに走りたいと思います。
ー…というか、まぁ僕は今もCPU戦を一人でも楽しめる人間なのですが、昔と違い、COM=練習というイメージになり、CPU攻略をしなくても簡単に全クリできるようになったから、こういう検索が掛かっているのでしょうが、まぁ全クリ以外にもCPU戦の楽しみ方はあると思うので、今回はそれを書きたいと思います。
■スコアを伸ばす
僕は、タイムアタックよりスコアアタックの方が好きな人間なので、敢えてこっちを書かせて貰います。
あくまで僕の場合ですが、CPU戦をプレイしているときというのは、休みに家族に許しをもらい、時間を忘れてゲームを楽しみにゲーセンに訪れていることが多いので、それなのに時間に追われるタイムアタックはしたくないというのがあります。
そういう理由から、スコアアタックの方がCPU戦も楽しめるだろうと思い、書かせて貰っています。
まぁ、一人でCPU戦をやっていても、目的もなくやっていては、おそらくすぐに飽きてしまうので、何か1つ目的を立てることは大切だと思います。
個人的な楽しみ方として、自分がプレイするタイトルのスコアを見て、それを越せるように、または越せないなら少しでも近づけるように、必ずそのタイトルのスコアを確認してプレイするようにしています。
けっこうね、エヌアインとかメルブラって、スコアネーム残していると、張り合ってやってくれる方がおられるので、僕的には良い刺激になりますね。
画面上でしか知らない人なんですけど、スコアネームを入れてるところを見たりすると、それで意識したりして、「よし!今度はあの人に負けないようにスコアもっと伸ばしてみよう」ってなります。
ただ、相手とのレベル差が離れすぎていると、スコアを伸ばせるキャラ自体がいなくなるので、それはそれで困るのですが(笑)
■隠しボスや乱入キャラを出す
これは、倒すことよりある意味過酷なことかもしれません。
失敗すれば、ステージ序盤でやり直しを余儀なくされるので、けっこう辛い思いをしなくてはなりません。
例えば、ヴァンパイアセイヴァーというゲームのCPU戦ならば、乱入キャラを出す条件に、コンプリートと超必殺技でフィニッシュするというのをしなくてはなりません。それプラス朧ビシャモンという隠しボスが居るので、最終ステージまでに規定技でフィニッシュするというのもしなくてはならず、けっこう忙がしいです。
慣れると自然に出せるようになるのですが、全キャラで出そうと思うと、必ず苦手キャラというのが出てくるので、なかなか骨が入ります。
「ゲームをするのに、そんな苦労するのは嫌だ!」という方にはお勧めできませんが、目標持ってやるには一人で楽しめる遊びだと思います。
これをやるには、まず全キャラで自分の操作した通りに全クリできるようになる、というのが絶対条件になりますが、それができるようになって、次にやることがなくなって、尚且つCPU戦にこういう遊び要素があるというタイトルでは、是非とも試してもらいたい遊びです。
■トレーニングモードでひたすらコンボ練習
ぶっちゃけ、CPU戦では固めとコンボ練習ぐらいしかできませんが、アーケードモードやスコアアタックモードなどでは、なかなか自分の思い通りの練習ができません。
今、このコンボがしたかったのに、COMがそういうときだけ、プレイヤーの何かを察して、弱パンで暴れてくるとかはよくある話。そして、こっちの失敗した攻撃には勝手に当たり、望んでもいないところで勝手に倒れてくれます。
アーケードでコンボ練習をしている僕と同じレベルの素人はこういう経験がけっこうあるのではないでしょうか?
「そういう優しさは望んでねぇんだよぉおぉーッッ!!」みたいなね。
そういうときは、ひたすらトレモでコンボ練習です。
最近は、アーケードでもトレモを実装してくれているので、コンボ練習をするのなら此方が良い気がします。
ただ、鉄拳やミリオンアーサー、あとはニトロプラスなんかは、5分と短めの時間設定のところが多いので、お勧めはギルティやアンダーナイトインヴァースなんかのタイトルかな。
コンボのハードルが最初から高いタイトルは、トレモの時間設定も長くしてあるので、これらのタイトルはお勧めです。
ある程度の基本コンボができるようになったなら、そこからトレモで自分だけのコンボを構築する。
格闘ゲームを一人で楽しむ上で、一番魅力的な楽しみ方ではないかなと思います。
■ジャッジシステムで最高ランクを目指す
タイトルによりますが、格闘ゲームのCPU戦には、コンピューターがプレイヤーのプレイを評価してくれるシステムがあるものが存在します。
それがジャッジシステムです。
有名なのは、りアルバウト餓狼伝説やスト3サード、ちょっとマニアックなのになると、バーチャファイター2や3がありますね。
連続技とパーフェクトさえ出しとけば、高い評価を貰えるタイトルもあれば、防御システムもきちんと使いこなさなければ、最高ランクを出せないものもあり、それを全キャラ出そうと思ったら、それなりにやり込まないと最高ランクを出すことなんて叶いません。
僕のお勧めは、スト3サード。
立ち回りやコンボはもちろん、本作の肝となるシステム、ブロッキングという直前ガードを使いこなさなければ、最高ランクどころか、その前のランクすら出てこないので、CPU戦で遊ぶのには持ってこいです。
ちなみに、僕はまだQとトゥエルブではマスターを出したことがありません。
ツッコむ癖があるので、そこら辺よく失敗します。
最高ランクを出すには、評価ポイントをしっかり把握し、それを丁寧にプレイすることが求められるので、これはこれで対人戦とは違う緊張を味わうことができ、あれ?全クリするのってこんな難しかったっけ??と新鮮な気持ちでCPU戦をプレイすることができます。
てなわけで、一人で格闘ゲームを楽しむ方法でした。
まぁ、これはあくまで僕が面白いと思ってやっている方法なので、参考程度に聞いて頂ければなと思います。
何にしろ、ただ全クリを目指すのではなく、目的を持ってやることが楽しくゲームをできるコツだと思います。
結局は対人戦だって、ただ勝ち目的で対戦したって、神経ばかり尖らせなくてはならなくて、面白くはないと僕は思うんですよね。
そういうことやっていると、自意識過剰になって、他人をリスペクトできなくなりますし、人間としてもつまらなくなりますし。
まぁ、感情のコントロールができる方は話が変わってきますが、少なくとも僕は無理でした。
なので、本来の目的以外にもう1つ自分で目標を立てる。そして、その目標に向かって走る。これで、ゲームは何倍も面白くなると思います。
で、もう1つ言いたいのは、目標を立てても、その目標を絶対達成しようとか結果を残そうとか、固い考えは持たないこと。
ゲームは遊びなのですから、仕事や勉強みたいに結果を絶対に残さなければならないなんてことはないんです。
目標に向かって走るのが面白いのであって、できなければできないで良いではありませんか。
そのときは、もう少しランクを下げて、違うことをすれば良いんです。
そういう自分で楽しむ方法を見付けていくのが、趣味を長く続けるコツ。
って、だんだんまた話がずれてきているので、今回はここまで!
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!