まぁ、アーケードでお目にかかることはないんでしょうけどね(笑)
今年の夏にスイッチとPS4でサムスピシリーズのカップリング作品が販売されるのですが、その中に僕の知らないタイトルのサムスピがありまして、それが『サムライスピリッツ零スペシャル完全版』です。
上記にロゴを掲載していますが、はっきり言って僕は存在すら知りませんでした。
いろいろ調べてみると、面白いことが分かったので、今回はその事について、ちょっとだけ紹介したいと思います。
もともと、サムライスピリッツ零スペシャルというタイトルがありまして、完全版はそれを元にした作品です。
サムライスピリッツ零スペシャルも、サムライスピリッツ零という作品のマイナーチェンジになるので、完全版まで合わせると計3タイトルになりますね。
近年では、とても珍しいことです。
サムライスピリッツ零スペシャルがアーケードで稼働した理由が、サムライスピリッツ零というゲームが完成していなかったから。
サムライスピリッツ零には、無の境地という、発動すると相手を4倍行動を遅くするシステムがあるのですが、零ではこれをされたときに回避するシステムがなかったのです。加えて、発動すると、どのキャラにも即死級の連続技があったので、間違えたり、分かってないで発動しない限りは、発動した側の勝利は揺らぎませんでした。
そんな確実過ぎたシステムに調整を加え、無の境地の回避システムを実装した、完成した零サムがサムライスピリッツ零スペシャルです。
しかし、こちらはゲーム性は改善されたですが、一人で遊ぶCPU戦の難易度が高く、格ゲーに馴れていない人は、とてもじゃないけど遊べる代物ではありませんでした。
格ゲーと言えど、すべての人が技を極めて人と競うためにプレイする訳ではございません。
好きなキャラを好きなように動かして、CPU戦を楽しみたい人だって居るんです。
しかし、そういう人には不向きのゲームだったのです。
そして、極めつけは残虐表現。
サムライスピリッツ零スペシャルには、絶命奥義というシステムがあり、これを相手にヒットさせると一撃で倒せる(もちろん、使用できる条件が限られてきます)のですが、その演出が真っ二つに切れたり、妖怪に食べられたり、演出自体はそこまでないけど、台詞が恐かった(ナコルル)りと、とにかくゲームをする人に色んな影響を与えそうなヤバイ作品だったんです。
これに関しては、いろんな問題があり、家庭用で長らく移植されなかった原因の1つにもなりました。
詳細は、まぁググって見れば、色んな方がブログで書いてますし、僕も昔のブログに書いていますので、そちらを閲覧してもらえれば幸いです。
さぁ、そんなこんなで完成された作品なのに、人気が今ひとつだった零スペ。
当時の開発スタッフは、納得がいきませんでした。
そこで、誕生したのが今回紹介する『サムライスピリッツ零スペシャル完全版』です!
■詳細の経緯はこちらをどうぞ⬇
ニコニコ大百科から引っ張ってきました!
僕的には、格ゲー用語辞典も好きだったのですが、最近サイト自体が元気ないので、ニコニコ大百科を利用することが多くなりました。
さて、話を戻して、読んでもらうと分かる通り、つまりは正規作品の試作だったんだけど、許可を得てなかったから、世に出ることがなかった幻の作品が零スペ完全版ってことです。
「零スペ完全版」と検索を掛けると、当時零スペ完全版をプレイした感想をブログに挙げている方もおられるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
非常に分かりやすい感想で、読んでいて楽しかったです。
さて、ここまで書いて個人的に思うことは、やっぱりアーケードでも稼働させて欲しいってこと。
その時は、炎邪のテストコマンドも公式にしてもらって、ギルのソルのドラゴンインストールみたいな演出も追加して欲しいですね。
そもそも、炎邪覚醒をただの超必殺技にしとくのは勿体無い!
ここは、炎邪覚醒を強化技扱いにー…って、このまま行くと妄想が激しくなるので、今回はここまで!
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!