446の素人格ゲーブログ

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雑記653.餓狼MARK OF THE WOLVFSストーリー、物語の始まり(後編)

餓狼のキャラクター紹介に入る前に、ちょっとだけ雑談。

はてなさんに新たな機能が備わったみたいですね。

個人的に、エキセルやワードみたいに太文字にできたり、文字を書いたあと敢えて線を引いたりするのができるようになったのは、非常に嬉しいです。

いや、昔もはてなさんで出来たのは知ってますよ。でも、あの時はブログの文面の前後にコマンドを打たなければならず、まるでホームページを作成されられているような感覚に襲われた。

でも、今回は違う!

ボタン1つでその機能を使うことができるんです。

これなら、機械操作が苦手な人でも大丈夫ですね。

ということで、本題です!

久方ぶりの餓狼の人物紹介ですが、今回はちと長いです。

餓狼シリーズは、大きく分けて3つあり、その最新シリーズの続編が10数年ぶりに開発決定したということで、前作のキャラクター紹介をしてまして、最初はストーリー紹介、そして前回は続投したキャラクター、または派生作品によく出ていたキャラクターの紹介、そして今回はその他の恐らくその餓狼のみにしか登場していないキャラクター紹介をします。

なので、今回は説明も入れていくので、かなり長くなります。

まぁ、知っている人は復習がてらに、知らない人は「こんなキャラ居たのね」みたいな気軽な感覚で閲覧して頂ければ幸いです。

それじゃあ、行くぜ!

■キム・ドンファン
あのテコンドーの達人、キム・カッファンの長男。
ジェイフン(弟)が父親に似て真面目なのに対し、ドンファンは不真面目で道場もサボりがち。
練習そっちのけで行く先はナンパに決まっており、そのたび父・カッファンに怒られている。
しかし、格闘センスは天賦(てんぷ)の才に恵まれており、我流ながらも変化に富む多彩な技を使う。一部では、その強さは父カッファンの全盛期をも上回っていると評される。
そんなドンファンだが、好き勝手やっているように見えて、実は人一倍優しい男である。
今回も、ジェイフンが父の志を継ぎ『キングオブファイターズ』に出場すると聞き、それを助けるため、同じく出場を決意した。
「やれやれ、俺も物好きだねぇ……けど、まっ、やるっきゃないかぁ!」

●リアルバウトの時は、まだ10歳ぐらいだったんですけど、今回紹介するドンファンの年齢は20です。

実は、餓狼Mの各キャラのプロフには年齢も設定されていまして、テリーの年齢が35歳なので、初代餓狼から13年の時が経過しています。

こう考えると、リアルバウトシリーズの明確な時系列は設定されていませんが、大体各キャラがどれぐらいか…っていうのはまた今度深堀りしましょうかね。

ただ、設定の話を書くと、みんな見てくれないんで、悲しいんですよね。

アニメの感想を書くより、短編の二次小説を書くより、身内戦や野試合で完膚なきまでにフルボッコにされたことを書くより、格ゲーの設定ブログを書くのが一番辛いし、労力が要るんです。

それなりに手間と時間が掛かるのでね、設定の深堀りブログを更新するときは予告しますから、是非とも見に来てくださいな。

はい。どうでも良い話でしたね。

次、いきまーす。



■キム・ジェイフン
テコンドーの達人、キム・カッファンの次男。
カッファンが教えている道場の門下生の中でも、人一倍のがんばり屋。なにより向上心が旺盛で、三度の飯より練習好きな一面を持つ。その練習ぶりは兄ドンファンをして「見るだけでお腹いっぱい」と言わせるほど。その努力の末に、父カッファンの奥義『鳳凰脚』を遂にマスターする。
さらに父の理想であった『テコンドーを世界の人々に広く伝える』といった意志も受け継ぐ出来た息子ぶり。
そして、それを自ら実践するために、今回『キングオブファイターズ』に出場することになった。
父カッファン以上に正義を愛することを強く、悪を許せない質(たち)である。
「見ていてください、父さん!テコンドーの素晴らしさを今、再び証明してきます!」

●兄のドンファンより父のキム・カッファンの考え方を濃く受け継いでいるのが、弟ジェイフンです。

円周率を27桁まで言えるという全くテコンドーと関係ない特技を持つ一方で、テコンドーに対する情熱は父を越えることでも有名。

口調や素振りも父・カッファンを彷彿とさせるものがあり、カッファンの奥義鳳凰脚もできるなど、類い希なる才能も発揮します。

兄が雷の属性なのに対し、弟のジェイフンは炎の属性を持っており、鳳凰脚中の炎の演出にも注目です。



■マルコ・ロドリゲス
極限流道場ブラジル支部門下生。
駆け出しの頃、極限流の噂を聞きサウスタウンの道場に挑戦に行くが、道場主リョウ・サカザキに大敗する。その闘いで、極限流の強さと奥深さを知った彼は、それまでの格闘技を捨て、頭を丸めて極限流に入門する。その後、努力を重ね確実に腕を上げた彼は、ついに師範代に任命されるまでに成長する。
黒人特有のバネを生かした空手は、荒々しくも敏捷(びんしょう)さに溢れる。現極限流総帥リョウ・サカザキをして「例え百獣の王でも奴の前では猫になるだろう」と言わしめ、後に「黒きビースト」の異名で広く知られることとなる。
弟子の間ではリョウが第一線を退いた今、極限流最強、つまりは世界最強のファイターであると噂されている。
「キョクゲンを極めし拳、貴様の体で試してみるが良い!」

●この格ゲー、餓狼シリーズなんですけど、龍虎のキャラも登場します。

リョウ・サカザキと言えば、龍虎の拳を代表するキャラで「餓狼ちゃうやん」と仰る方もおられるかもしれませんが、餓狼と龍虎って時代軸が違うだけで、同じ世界の設定なんです。

だから、リョウはもう戦えなくなっているのですが、このキャラ、ちゃんとリョウを引き継いでいるのでご心配なく!

因みに、敏捷とは素早いという意味です。



■北斗丸
現在、山奥に不知火流を修行中の元気な男の子。幼き頃から不知火流を学んできた。
師匠は外国人であったが、その技は確かなものがあった。北斗丸もそんな師匠を尊敬し真面目に修行に取り組んできた。
しかし、そんな北斗丸も14歳になれば思春期に差し掛かる。毎日続く修行の中で色々と疑問や悩みが出てくる。
果たして自分の忍術はいけているのか?自分はどれだけ強いのか?そして、外の世界……自分の知らない世界が一体どうなっているのか……?
一度かんがえはじめれば、その思いはどんどん強くなる。
そしてある夜……ついに北斗丸は一大決心をして山を降りることにする。
そこで初めて目の当たりにする世界……。
そこに飛び込んできたのは『キングオブファイターズ』開催のポスターだった。
「オイラの忍術、都会でも通用するか試しちゃおう!」

●ネタバレしちゃうと、北斗丸はアンディの弟子ですね。

ここら辺、エンディングで分かるので、是非とも全クリして確認してください。

因みに、声優は竹内順子さん。

岸本斉史先生原作のNARUTOの主人公、うずまきナルト役で有名の声優さんですが、声を聞いたことある人なら分かると思いますけど、まぁマンマです(笑)

竹内さんは、この時代、結構格ゲーの声優もやっていて、他にもゼロ3のRミカとかもやっています。

さて北斗丸。

餓狼の忍者だから、舞ちゃんみたいにとんでもないことできるのかなと思いきや、意外にちゃんと忍者やってます。

刀使うし、手裏剣も投げるし。

ただし、不知火流なので、炎の演出は半端ないです(笑)



■フリーマン
「退屈な日々だ」
彼は自ら危険を欲していた。この世に生を受けてから、既に20数年。
その人生の大半を危険なスラムで過ごした彼が唯一、学んだこと……それが「常に生を実感できるのは死と隣り合わせの時だけ」という持論である。
平穏な日々の中に、自分のアイデンティティーを保つ方法など考えられなかった。
そんな彼の飢えを唯一満たしてくれるのは、ストリートファイトでの真剣勝負だけである。コンクリートで闘う緊張感……。打ち付けられれば、ただでは済まない。生か死か……?彼が好む最上の瞬間であった。
その生き方は、何も知らない人には自虐的に見えるかもしれない。
しかし、彼はその狂気じみた危険を心底楽しんでいる。
今回、最強最悪の滅びの魔人が『キング・オブ・ファイターズ』に出場すると聞き付け、その未曾有の敵に、かつてない興奮を覚え参戦する。
「……この瞬間……この瞬間にだけ俺は生きてるのさ……」

●ここからは、餓狼Mにのみ登場する新キャラをご紹介します。

上記のキャラみたいに、既存キャラの誰かと接点があるというのもないので、けっこう新鮮です。

残念なのは、僕のスマホが写真を撮れなくなって、画像掲載ができなくなったこと。

フリーマンの画像、検索したらすぐ出てくると思うので、気になった方は検索をかけてみてください。

さて、フリーマン。そのロックな容姿とトチ狂った思想が長年ファンを惹き付けて人気の高いキャラですが、けっこうね、第1作目に当たる本作では、謎に包まれたキャラとなっています。

前日談を読む限り、退屈だからKOFに参加しますみたいな、本当脇役中の脇役で、主人公の噛ませ犬的な役をさせられて終わりと言われても、問題のないキャラです。

餓狼Mみたいな格ゲーは、設定がしっかりしているので、格ゲーでもざっくりした設定しかないキャラは今後の活躍に不満を覚えます。

ただ、回収できていない設定が幾らかあるので、新作にて新たなフリーマンが見れることを楽しみにしていますね。



■ケビン・ライアン
「おじさんケビンでしょ?パパの仇を討って…!」
それは先週のことだった。彼には一人の親友がいたのだが、何者かの手により暗殺されてしまったのだ。仇を討とうにも相手が誰だか分からず、悔やんでも悔やみきれない。そうした日々を重ねていたとき、その子供が現れたのである。
「しかしボウズよ、俺も気持ちは同じなんだが、相手が誰だかわかんねぇだよ」
「オイラ知ってるよ」
「何!?そいつは本当なのか?」
「うん、それからオイラの名前はボウズじゃなくて、マーキーって言うんだからね!」
「OK、じゃ行こうか相棒!」
ケビンは早速セカンドタウンへのルートを確認し始めた。

●多分、餓狼Mで一番影が薄いのが、今回紹介するケビンじゃないですかね。

僕の尊敬するブロガーさんが餓狼Mの紹介をする度に、毎回ケビンのエンディングを掲載するんですけど、そこからもね、ケビン愛が伝わってきます。

実際、ケビンは設定もしっかりしてて、フリーマンよりストーリーに絡みやすいと思います。

ただ、中途半端な設定とテリーの二番煎じのようなストーリー展開、…まぁ違うといやぁ違うのですが、それはストーリー知っている人が言えることであって、ヒゲリンみたいな格ゲーにしか興味ない人間は、KOF2002(無印)のテリーの勝利ポーズで登場するロック少年(本作では主人公・青年になってますが)とマーキーはどこが違うんだと言われます。

設定に興味がない人の認識なんてそんなもんです。

まぁ、ケビンが続編に続投するならば、是非ともその活躍に期待したいところです。



■グランド(CPU戦・中ボス)
「我が拳は、滅びの賞嘆……神への額衝きをあざけ笑い、力を崇拝するものなり……」
彼が現れる所、必ず争乱が起きると言われ、事実、ゴーストタウンと化した街は数知れない。
いつしか、人々から破滅の象徴として畏怖(いふ)されている魔人、グランド。
悪魔に魂を売り、手に入れたと言われるその力は、一流の格闘家をも圧倒するほどの破壊力があるという。
彼の目的は不明だが、何よりも戦いを好む一方、力無き者を極端に嫌うらしい。
今回、開催される『キングオブファイターズ』も、実はグランドが影から操っているのではないかと、真しやかに噂されている。
「早く来い…強者よ…我はグラウド、戦いの殉教者なり…」

●まぁ、スト2で言えば豪鬼みたいな感じですかね。

かなりストイックな性格をしており、現実世界だといい人なのですが、かなり面倒な感じだと思います。

グラウドの過去については、前に掲載したと思うので省きますが、このね、厨二設定は子供の頃の僕の心をグッと掴みましてね、使いまくってましたね。

だって、暗黒空手ですよ、暗黒空手。

闇の力使えば、なんか出るんか?いや、出るんです!(笑)


■カイン(CPU戦ラスボス)
自由の街『セカンドタウン』の全てを手にいれようとするいく怜悧(れいり)な男。
その目的はただ1つ。セカンドタウンの完全独立化である。そして、全地区のスラム化、真の弱肉強食世界を作り出そうとしている。
彼の野望の源となっているのは、幼児期の体験がその基盤となっている。
彼の生地は貧民街でも最もひどい地区にあった。親と呼べる存在はおらず、唯一の肉親である姉と、その日暮らしを余儀なくされた。
……力だけが全ての街。手に出来る食料はストリートファイトで手に入れたチップのみ。カインは小さな体で戦い、そして生き繋いできたのだった。
そんな中で彼は悟った。保護されている人間とそうでない人間。
自ら、戦って道を切り開いていく人間と、システムに組み込まれ流されていく人間。
この世の中で「生きる」ということに対し、真摯に立ち向かっているのはどちらか……?
己の出生時の立場は関係ない。真の意味での自由な世界を創り出そうと考えたのである。その考えを実行に移せるキッカケを得たのが8歳の時。ストリートファイト中のカインの姿が、たまたま通りかかったファミリー(秘密結社)のドン・パパスの目に止まったのである。容姿の美しさと……そして何より強さを買われたカインは、ドン・パパスに拾われ、ファミリーの一員となる。
十数年後……。恵まれた才能を武器に、組織内で独自勢力を作り出した彼は、ドン・パパスを追い落とし、ファミリーのボスとなっていた。
そして、今……。遂に彼は長年の考えを実行に写し始めた。

●ということで、最後は餓狼Mのラスボス・カインのストーリーを紹介したいと思います。

カインは、ある意味ロック(本作の主人公)と境遇が似てまして、これはあくまで僕の予測になりますが、本作のテーマはこの似た境遇の二人が自分なりにどう答えを出していくかっていうのが1つの鍵になっているのではないかと思います。

ロックはギースの子供でありながら、テリーという人生を楽観的に楽しく生きようとする人と廻り合い、明るく元気な子に育ちました。一方のカインは、貧しい街でたった一人の姉を守るため、暴力で家族を守り、そんな世界しか知らないので、暴力が全てになってしまう。

大人になったカインは、知識としては理解しても、現代社会が形成した枠組みをとても理解することはできなかった。

ネタバレになりますが、エンディングで、カインはロックにギースの姉のことを話し、自分のところへ来るように誘います。もともと自分の出生が気になっていたロックは、テリーと別れ、カインと行動を共にする。

ここで話が終わってるんです!

そりゃあ、ゲームやってるもんは気になるでしょうッッ!!

苦節数十年、ようやくそのストーリーが動き出す!

や~、どうなるか楽しみですね!

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!