446の素人格ゲーブログ

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【対戦用語79】つじ式

〈意味〉
ウル4や豪血寺一族先祖供養などにある格ゲーテクニックの1つで、ボタンの優先順位を利用して通常は繋がらない技を繋げることができる。目押しをする上で非常に重要なテクニック。

はい。ということで、「てめぇの格ゲーの話やつまらん小説なんか書いてねぇで、真面目に格ゲーネタのブログを更新しろ!」というご指摘を頂きましたので、今日から3日間は真面目に格ゲーのネタを書きたいと思います。

今回は、久々の格ゲー用語の話を書いていきます。

格ゲーには、メーカーが意図して作成したシステムの他に、開発する上でどうしても発生してしまうバグ等を利用したテクニックも存在します。

このバグ等を世間が許せばテクニックとして残り、世間が許さなければアップデート時に削除されてしまうというわけです。

今回紹介するつじ式と呼ばれるテクニックは、ストリートファイター4等で有名な『ずらし押し』と呼ばれるもので、まぁバグとまではいかないにしろ、実際に発表されているシステムでは繋がらないようなことができるので、対戦時これを知識として知ってるだけでもだいぶん戦い方が変わってきます。

ウルトラストリートファイター4を例にすると、ボタンの同時押し時にはそれぞれ優先順位が決まっており、【通常技<必殺技<EX必殺技<スパコン=ウルコン<投げ<セービング<アピール(挑発)】となっています。

例えば、必殺技の目押しだと通常技から必殺技の優先順位がはっきりしているので、そのまま繋げれるのですが、これが通常技の目押しになると、通常技にも【スタートボタン<弱P<弱K<中P<中K<強P<強K】とまたまた優先順位があるため、目押し中の暴発が出やすくなります。

ずらし押しは、例えば【中P➡中K】と1フレームずらして入力すると、本来は繋がらない筈の通常技が繋がったりする訳ですが、そのときに弱Kは押したまま中Pを1フレームズラして入力するため、機械の認識は【中P➡中P中K】となります。そこできちんとズラして入力してないと、入力が【中P中K】の認識となり、上記を見ておもらうと分かる通り、優先順位は【通常技<セービング】となるため、セービングが暴発しやすくなるというわけです。

できれば非常に心強いテクニックな反面、失敗するとリスクも大きい為、特に通常技の目押し時にズラし入力を用いるのは、慣れてない人はお勧めできません。

余談ですが、僕はこの手のテクニックを対戦時に平気で使ってくる人は、例え僕に負けまくってても自分より強い人だと認識してます。

…コンボできますレベルの人間って、こういうテクニックの練習にもってこいなんですよね。

だって、失敗すればこっちは必死だから、相手を殺しにかかりますからね。

スト4の時、この手のレベルによく乱入されて、練習台にさせられてました。

僕は、未だに通常技のズラし入力ってできないんですけど、それを練習するために入ってくるヤツに勝っても、全然気持ちいいとも何とも思いませんね。

向こうはね、お前に勝たせてやってんだから別にえぇやろと思ってるんでしょうけど、僕だっていくら下手でも自分のレベルぐらい分かってるつもり。

いつでも僕のことなんか倒せる人間がズラし入力の練習のために入ってきてることを考えると、本当ね対戦してて空しくなります。

それでね、当時は対戦成績を残せるカードがあったんですけど、オンライン対戦とかはゲーセンにはまだなかったから、無駄に上がったランクでアルティメットマスターとか対戦成績のおかしい輩に入られる訳ですよ。

はい。ズラし入力に関する当時の辛酸な思い出です。

それでは、またお会いしましょう!

閲覧ありがとうございました!