446の素人格ゲーブログ

ゲーセンでゲームをするのが大好きなオッサンの日常ゲームブログ!毎週金・土・日更新!!

【検索114】零サムムック

今回は、「サムライスピリッツ零、グラフィック」とあったので、それについて書きたいと思います。

グラフィックと言えば、ムックのことを頭に思い浮かべますが、何度もこのブログで書いている通り、現在・僕が知っている限り、零サムのムックは販売されていません。

まぁね、それでも毎回検索を掛けて来られる方のお気持ち、僕は分かります。

僕も、一時期、零サムのムックが出ないことが本当に信じられなくて、自分が知らないだけだろうと、何度もネットで検索を掛けた記憶があります。

いつもは、紹介ブログはテーマのゲームの紹介をするコーナーなので、なるべく感情を出さないように書くように心掛けているつもりですが、今回は少し感情的に書きたいと思います。

零サムのムックがないことへの悲しみは、僕も理解しているつもりです。それが、このブログを通して伝われば幸いです。

2003年当時、2Dのサムスピと言えば、もう出ないものだと思われていました。

それは何故かというと、1999年にアスラ斬魔伝の20年後の話が出て、暗黒神・アンブロジァ(サムスピシリーズの悪の根幹的存在)は登場しなかったものの、物語は一応完結したからです。

それが2003年になって、今のエクサムに当たる、当時はあまり聞いたことのない悠紀エンタープライズという会社がサムスピを作ってくれるぞ!ということで、僕の周囲ではかなり盛り上がったものです♪

しかも、初代サムスピより2年前の話で、一部キャラクターのデザインを、内藤さんや和月さんといった有名漫画家が手掛け、ボスキャラは三人も居る上に、エンディングにもかなり拘りがある。
システムも、真サムで見掛けた懐かしいシステムから、無の境地なんていう新しいシステムまで、楽しいシステムがいっぱい!一部キャラが天サムの羅刹キャラとのコンパチいうのが気になりましたが、まぁ僕的にはキャラが好きになれたので、コンパチに怒りは感じませんでした。

そんな中、アーケード専門雑誌・アルカディアでは、零サムの攻略が始まります。

その年は、SNKでもけっこうゲームを出していて、アッシュ編の始まりであるKOF2003や、カプコンとの協同作であるSVCカオスは、すぐにアルカディアのムックが発売されました。

これは、零サムもムックが発売されるだろう。

いちサムスピファンの僕は、期待に胸を膨らませ、零サムムックの発売日を今か今かと待ち続けます。

しかし、いつまで経っても零サムのムックは発売されない。その内に、アルカディアでの零サムの記事の連載も終了します。

もうね、これは流石にショックでした。巷では、けっこう零サムをプレイされている方がおられたので、ムックは出してくれるだろうと勝手に踏んでましたから。

しかし、出ない。そんな絶望にひしがれていると、一年後、一筋の光が差し込みます。

サムライスピリッツスペシャルの稼働です!

これにより、アルカディアで記事の連載が再開され、零スペは零サムのマイナーアップ版で、無の境地に修正を加えた、言わば完成形ですから、次はアルカディアでムックを出してくれるだろう!と思ったら、2・3回記事の連載があって、最後に設定資料集の記事を載せて、零スペの連載も終了!

■零スペの設定資料⬇

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零スペは、零サムより対人でも深い戦略が練れるし、システムに絶命奥義も追加されて、記事に書くことはたくさんあるでしょう。

ましてやこれね、格ゲーに慣れている人は良いけど、格ゲーに慣れてない人はCOMが昔のゲーム並みに超反応してくるから、多分天草(最初のボス)までもたどり着かないよ!

そんな人たちにCPU攻略の記事を書いて、零スペの楽しさを提供することだってできたんじゃないかな?

とか、本当に思いました。

そしたらね、同人誌でこんな本が出版されたんです。

■零サム・零スペの同人誌ムック⬇

イメージ 2

最近では、コミケなどの影響により、同人誌の存在も有名になってきましたが、同人誌について勘違いされている方もおられるので、ここでざっくり同人誌の説明したいと思います。

本の出版には、大きく分けて2つありまして、1つは大手出版社が読者に購入してもらうことを目的に本を出版する商業出版、もう1つが個人で費用を負担して本を出版する自費出版があります。

同人誌というのは、後者の自費出版のことを言うんですけど、この同人誌のムックは零スペの開発やイラストに関わったスタッフが参加していて、簡単に言うなら、商業出版では赤字打つから出版できなかったムックを、それでもサムスピが好きなユーザーのために、零サムのスタッフさんが自費で零サムのムックを出版してくれたってことになるんです!

もうね、こんなことしてくれたら、例え商業でムックを出してくれなかったとしても、スタッフさんやライターさんにはゲームへの愛はしっかりあった訳ですから、僕は何にも言えないなって思いました。

一番は、やっぱりムックを商業出版して欲しいというのがありますけど、スタッフさん達がお金を出し合ってまで同人で出版してくれたことを考えると、もうこれは諦めるしかないのかなっていうのが僕の考えです。

零サムや零スペは、個人でもフレームを記載した同人誌も出てますし、最近は書店やアニメートみたいなところでも同人誌を販売しているようですから、そういうところを探すのも良いかもしれませんね。

あとは、同人誌を出版した方に連絡を取れる方法があれば、販売してくれるかどうか聞くのも1つの手だと思います。

まぁ正直、部数も少ない上に流通ルートも制限される同人誌は、手に入れることはかなり困難です。

商業出版とは違い、全国で販売されることはまずない上に、好きな人が購入されることが多いので、まず売りに出されることがありません。

最近では、同人誌の中古販売を取り扱っているところもありますが、その殆どが18禁の漫画です。

こういうゲームのスタッフが出した同人誌は、理由を知ってて買う方が多いので、同人誌だけどオフィシャル扱いされ、中古で出てくることもまずありません。

僕も、10年近く、この零サムのムックを探していますが、多分一生掛けても出会うことはないでしょう。

それでも、僕は可能な限り探し続けるつもりですけど!(笑)

閲覧ありがとうございました!