今回は、「デュラル、ボーナスステージ」とあったので、格闘ゲームのボーナスステージについて書きたいと思います。
最近のCPU戦では見掛けなくなりましたが、格闘ゲームがまだ「CPU戦のCOMを倒すゲーム」という認識が強かった時代、ボス戦以外にもボーナスステージというイベントがありました。
ボーナスステージの定義は、ミッションを失敗したからといって、そこでゲームオーバーにはならないこと。
バーチャファイターのデュラル戦も、実質ラスボスは結城アキラで、デュラルはボーナスステージのキャラクター扱いなので、デュラルを倒せなくてもエンディングロールを拝むことができます。ただし、バーチャだったらデュラルを倒さないとエンディングの歌が聞けないとかそういうボーナスキャラを倒したときの特典みたいなのはあるみたいですけどね。
他に記憶に新しいボーナスキャラと言えば、メルブラの真祖アルクとかもそうですね。
現在、オールネットの筐体に配信されているメルティブラットアクトレスアゲインカレントコードでは、条件を満たすと真祖アルクが乱入してきます。
7面の1ラウンド終了後か、7面終了時に乱入してくるので、最初は乱入ボスなのかなと思うのですが、倒せなくても次に進めるので、まぁボーナスキャラ扱いで良いのかな、と僕は思っています。
実際、そんなこと言うと、スト4の豪鬼や剛拳なんかも倒せなくてもエンディングを拝めるし、ここら辺は線引きが曖昧なんですよね。
まぁ、きちんとしたボーナスステージだけでなく、エキストラステージという名の曖昧なボーナスステージがあることも知って頂ければと思います。
さて、話を戻して、ボーナスステージに登場するキャラクター。
続いては、このキャラもそんなに懐かしくはないでしょう。
鉄拳6のナンシー847Jです。
この時代になると、自分の勝率をカードに保存できるようになり、公式サイトに登録すればファイトマネーを使い、自分の持ちキャラをカスタムすることができました。
大抵のボーナスステージのキャラクターの存在理由は、乱入キャラを出すことでスコアを上げることなんですけど、ナンシーの場合は勝てばファイトマネーがけっこう貰えたっていうですね。
その代わり、本作のラスボスであるアザエルより強く設定されています。
まず、アルゴリズムを把握し、技を理解していないと、地面に穴開けられて落ちて終わりなんてこともけっこうあるので厄介です。
ボーナスステージのキャラクターと言えばボーナスくん。
ということで、最後にご紹介するのはわくわく7のボーナスくんです。
わくわく7という格ゲーには、名前からして既にボーナスキャラというキャラクターが存在します。それがボーナスくんです。
わくわく7のCPU戦は、この時代にしては珍しく、さほど難しくはないのですが、このボーナスくんは僕にとっては脅威でした。
思いっきりリュウなので、やってくるのは単調なのですが、レベルを高く設定してあるところだと、こちらの攻撃をきちんと処理してくるので、キャラによっては遊んでいると負けることも度々ありました。
さて、ということで今回はボーナスステージに登場するキャラクターでした。
基本、どの格闘ゲームのボーナスキャラも「倒さなくても次のステージに進めるけど、強さの設定は高めにしてある」ようですね。
基本、CPU戦はゆるくすることが目的なので、ボス以外はそこまでないようですが、ボーナスステージに登場するボーナスキャラは、倒さなくても次に進めるので、ボーナスキャラを倒せるようになりたいと思っても、1回のゲームで1回しか挑戦できないんですよね。
そういう意味では、ボスキャラを倒すことより難しいキャラで、でもこういうお遊びがあるからこそ、CPU戦にも面白味が出てくるのだと僕は思います。
そう言えば、最近はCPU戦にボーナスステージって無くなったなぁ。
閲覧ありがとうございました!