今回は、「おじいちゃん、入れ歯、格ゲー」と検索ワードにあったので、それについて書きたいと思います。
おじいちゃんで入れ歯って、僕は知らないですね。
おばあちゃんで入れ歯だったら、たぶん豪血寺一族のお種さんやお梅さんのことだと思うのですが、おじいちゃんで入れ歯を出す人って居ましたっけ?
僕の知る限りそういうキャラは知らないので、今回は格闘ゲームのおじいちゃんキャラをご紹介したいと思います。
格闘ゲームのおじいちゃんキャラと言えば、僕の中で鉄拳の三島平八を頭に思い浮かべますね。
■三島平八(鉄拳シリーズ)⬇
息子を崖から突き落としたり、好きなことは世界平和と唄いながら、自分に都合の良いことを世界平和と考えたり、まぁ色々な問題を抱えているおじいちゃんです。
格闘家としての腕前は超一流で、初代鉄拳ではラスボスを勤め、その後も重要なところで、いつもラスボスや中ボスを勤めています。
鉄拳7の家庭用のストーリーモード?では、本気になった平八など、「今まで本気じゃなかったんかい!」というツッコミを入れたくなるような平八まで登場!
何故、あれをアーケードのCPU戦でやってくれないのか疑問ですが、ともかく全シリーズで活躍しているおじいちゃんです。
■エッジマスター(ソウルキャリバーシリーズ)
『拳を極めし者』は豪鬼。ならば、『刃を極めし者』は?
そう。ソウルキャリバーシリーズに登場する、エッジマスターです。
豪鬼の拳を極めるそれは、修羅となり、すべての強者をぶっ潰す的な、ちょっと常人離れしたトチ狂った思想ですが、エッジマスターのそれは、どんな魔剣も操る、豪鬼とは真逆の正真正銘のマスターです。
ソウルキャリバーシリーズに登場する剣には、霊剣・ソウルキャリバー以外にも、邪剣・ソウルエッジというものが存在しまして、まぁこれが魔剣的な感じで邪な心を持っていると、魂を喰らわれちゃうんです。
ですが、エッジマスターはあらゆる武器に対して道具以上の感情は持ち合わせておらず、そんな澄んだ心の持ち主だからこそ、持てば狂乱するソウルエッジさえも使いこなせることができる、スーパーおじいちゃんなのです!
格ゲーだけやってると、どうしても性能云々で考えたりするので、あんまり意識しないんですけど、改めて設定を読み返してみると、格闘ゲームのおじいちゃんキャラって凄い人が多いんですよね。
■元(ストリートファイターシリーズ)
初登場はスト1ですが、本格的に設定が加わったのはゼロ2からなので、ゼロ2以降の元のお話をしたいと思います。
というか、元はキャラ紹介もしているので、今更そんな書くこともないんですけど、あの時と今では少し違う考えを持っているので、その感想を書いていきたいと思います。
元は、おじいちゃんキャラの中でも、闇を背負うキャラクターです。
暗殺拳の使い手で、職業は殺し屋。
凄いのは、波動拳やサイコクラッシャー等、最早、人間技とは思えない、化物じみた技を持つ人間と対等に渡り合っていることです。
作中では、豪鬼のみ、唯一ライバルと認めており、続いてリュウをライバルとして見ている模様。
春麗のことは、父親のこともあり気に掛けているようで、その話が出てからは、豪鬼との接点はあまりなくなりました。
ただ、悲しきかな、結局は最後まで戦いの中で死にたいという想いがあったため、豪鬼に殺されたようです。
おじいちゃんキャラの中では、何かを極めている訳でもなく、野心剥き出しな訳でもなく、設定だけ見ると、戦いにしか生きることができなかった悲しいキャラクターですが、その儚さと言いますか、僕はそういうところが好きですね。
■弧空院 干滋(豪血寺シリーズ)
最後はこのキャラ!
干滋です。
多分、検索を掛けてくださった方は、干滋のことを考えて「おじいちゃん、入れ歯、格ゲー」と検索ワードを入れてくれたのではないか、と勝手に予測しています。
干滋は、入れ歯は飛ばしませんが、代わりにフンドシと杖を使い戦います。
確か、豪血寺2からの新キャラだったので、けっこう前から居るんですけど、最近だったら、ネシカに配信されている『豪血寺一族 先祖供養』にも参戦しているので、そちらを覗いて見られるのも面白いかと思います。
豪血寺一族と言えば、各キャラ(全てのキャラではない)に変身能力があることですが、無論、このおじいちゃんも変身します。
そのときのはっちゃけっぷりは、僕的には好きですね。
超必殺技とか、演出で笑えます。
■感想
ということで、おじいちゃんの居る格闘ゲームでした。
探してみると、けっこう格闘ゲームにおじいちゃんっていっぱい居るんですけど、ふと気付いたのは、最近の格闘ゲームにはあんまりおじいちゃんって居ないですね。
いえ、僕がメルブラばかり最近はやっているので、メルブラでおじいちゃんを探そうとしたのがいけなかった(笑)のかもしれませんが、最近はおじいちゃんキャラ自体、珍しくなってきているのかもしれませんね。
ここで微妙なのは、豪鬼とかはおじいちゃんに入れれるのかということ。
豪鬼登場時の年齢は、確か48歳だったと思うので、まぁ早く結婚してて、自分の子供が結婚して家族を持っていたら、孫が居てもおかしくはない年代ですが、キャラクターの場合、そういうのじゃなくて、見た目がどうなのかという話になるので、うーん…、やっぱり豪鬼はおじいちゃんキャラにはならないんだろうな。
まぁ、次回、またおじいちゃんをテーマにした話を書くとしたら、今度は意外なところからおじいちゃんを引っ張ってこれるようにしたいと思います。
閲覧ありがとうございました!