今回は、検索ワードに「鉄拳、中ボス」とあったので、それについて書きたいと思います。
中ボスの紹介に入る前に、まずはCPU戦における中ボスの定義を書いときますと、格闘ゲームにおける中ボスとは、ラスボスの手前に登場する固定のボスキャラのことであり、条件を満たさなくてもCPU戦を進めていけば必ず出てくれるキャラクターのことを指します。
シリーズによっては、それがライバルキャラクターになり、各キャラクターで中ボスが異なる場合もあるのですが、今回は「中ボス」という明確な指定があるので、どのキャラでも必ず固定で登場する中ボスをご紹介したいと思います。
■三島一八(鉄拳2)
鉄拳2は、全部で10面まであって、ご存じラスボスはデビル一八です。
その前にあたる8面がライバル戦で9面が一八となります。
まぁ、中ボスだからといって、べつだん特別な技を実装しているわけではないのですが、この時代はCPU戦自体がけっこう鬼だったので、初めて鉄拳2を触るという方は、「COMの反応おかしいわ!このクソゲーがぁあぁーッッ!!」とならないように、しっかりCOMがあたってくれる技や起き上がりのパターンなどを把握した上でCPU戦に望みましょう。
正直言って、対人はこのゲーム
もっと鬼です。
まぁ、僕が素人だから技術を持っていないというだけの話ですが、昔の格ゲーはコンボの補正が今ほど調整が行き届いていないから、3・4発の簡単なコンボでも筐体を突き破りたくなるようなダメージを持った連続技を持ったキャラクターが居ます。
まぁ、当たった自分が悪いし、負けるのが嫌なら同キャラ使ってでも結果出せば良い話だろという話になるのですが、ゲーセンの稼働率は良いのでしょうけど、あれはどうにかならなかったのかなって、…はっ!CPU戦の中ボスが今回のテーマでしたね。
はい、次いきまーす!
■オーガ・第一形態(鉄拳3)
ちゃんとした中ボスは平八になるので、オーガはラスボスの位置付けになるのですが、このオーガには最初に登場する第一形態と、平八を吸収して悪魔みたいな姿になる第二形態があるので、敢えて中ボスはオーガの第一形態とさせて頂きました。
普通に考えると、最終ステージの2ラウンド目に登場するトゥルーオーガの方が強く感じるものなのでしょうが、第二形態は身体も大きく当てやすいからなのか、僕的には第一形態の方が戦いにくかったです。
といっても、その前の平八の方が反応が良い感じがするので、平八倒せた方はオーガもイケると思います。
■デビル仁(鉄拳5)
意外に僕の周囲では知らない人が多いんですよね。
【鉄拳=対人戦】という位置付けが出来上がってしまい、デビル仁はCPU戦の中ボスということすら知られていない。
これは、一種の弊害と言える現象かもしれません。
格ゲーは、対人戦が全てじゃないぞー!
CPU戦の演出だって、捨てたもんじゃないんだぞー!!
デビル仁自体は、鉄拳3で既に登場していたらしいのですが、プレイアブルキャラとしての登場は鉄拳5からです。
父ちゃん(三島一八)と違い、あからさまな悪魔ではなく、ビームもコンボに入れてきたりと、見た感じは父ちゃんを既に越えているのですが、なんと!設定では仁はデビルの力をコントロールできないとのこと!
まぁ、「恐怖を教えてやろう」とか、仁らしからぬ言葉を言ってますしね。
ちなみに、鉄拳5のデビル仁は、中ボスであるというだけで、まぁ普通です。
この時代の格ゲーって、CPU戦の工夫はあんまりなかったんですけど、鉄拳シリーズはTT2までしっかりCPU戦の気合いが入ってましたね。
鉄拳7も、演出は凄く格好良いし、乱入で豪鬼が入ってくるのも良いんですけど、できれば家庭用特典の真豪鬼や本気になった平八辺りも出して欲しかった。
■風間 仁(鉄拳6)
通称・悪仁(僕が勝手に呼んでいるだけw)です。
仁は、鉄拳シリーズでは珍しい、主人公サイドなのに良い人なのですが、鉄拳6では悪役に転じます。
まぁ、結果的には仁なりの考えがあって、悪役を演じたという形なので、ちょっとというか全然違うのですが、それは家庭用特典のストーリーやエンディングで確認してください。
CPU戦では、鉄拳6と鉄拳6BRで、中ボスとして登場します。
ちなみに、鉄拳6ではある一定の体力を過ぎると、様々な特典が獲られる『レイジ』という状態を開幕から発動してきます。
無論、これしても対人戦ではないので、倒せるようには作ってあるのですが、こういうCPUボスならではの演出があるのは、正直いくつになっても楽しいですね。
と言うわけで、今回は鉄拳シリーズの中ボスの紹介でした。
今回は、僕の気に入っている中ボスを挙げてみましたが、鉄拳シリーズのCPU戦は、ライバルキャラが居たりするので、次回はそういうのをやりたいと思います。
何も言葉を思い付かないので、今回はここまで!
閲覧ありがとうございました!