ということで、後編です。
今回は、僕の独断と偏見で5位から1位まで書いていきたいと思います。
早速いきましょう!
■第5位
よのかぜ
KOF96に登場するゲーニッツというボスが使用する必殺技です。
技を出すときに「そこですか?」と言います。
このヨノカゼは、苦しめられたプレイヤーがいっぱい居る筈です。
特に、僕みたいなKOF96をプレイしていたのが小学生だった世代は尚更です。
大人になれば、そりゃあ理屈が分かるから楽勝ですわ。
でも、あの頃はサーチして出してくるんじゃね?と思ってました。少なくとも僕はね。
ゲーニッツの参戦する作品は少ないのですが、どの作品のアルゴリズムもけっこう複雑で、覚えるまで時間が掛かります。
代表的なのは、ヨノカゼと超必の掴んで「お別れです!」という技、名前忘れましたけど(笑)、それをどう処理するか。
で、今回紹介するヨノカゼも、処理するに当たって非常に面倒な必殺技です。
ヨノカゼは、設置系飛び道具で、しかもボスのCOMが使うものだから、的確に出してきます。
ただ避けようとか、出したところを利用して攻撃を当てようとか、そういう漠然としたことしか考えていないと、ヨノカゼと「お別れです」だけであの世に逝ける仕様となっております。
こう書くと、「あんまり好きなんじゃないの?」と言われそうですが、ゲーニッツがヨノカゼを出すときのプレイヤーを舐めきった感じの演出がボスらしくて好きですね。
ヨノカゼを出すとき、彼は「ここですか?」と言葉を発するのですが、その言い方はまるで、『俺はここから一歩も動かなくても勝てるんだぜ』と言っているようです。
僕は、ボスにはそういう傲慢さは求めるタイプなので、そういう意味でも、ゲーニッツの傲慢さが窺える技として、けっこう好きですね。
■第4位
負の洗礼
月華の剣士という格ゲーに登場するラスボス・嘉神慎之介というキャラクターが覚醒後に使用する超必殺技です。
このゲーム、剣劇アクションなのですが、見ての通りビームを出します。
剣劇アクションなのに、ビームを出すんです!
「この時代だったら、アスラ残魔伝とかもそうじゃね?」と言われるかもしれませんが、アスラはね、まだファンタジーよりだからビームも許せるんですけど、このゲーム、ファンタジーの中にも幕末の世界観を大切にしたゲームなので、なんかね、「えぇえぇえ!?」ってなっちゃって逆に新鮮でした。
性能はガー不なんですけど、ちゃんとやっていればまず当たらない技なので、1回はわざと当たってみるのも一興だと思います。
■第3位
インフェルノ
鉄拳2のラスボスを勤めたデビル一八が使用する必殺技です。
まぁ、これも俗に言うビームなのですが、やっぱり鉄拳でビームが出るというのが衝撃でした。
当時の格闘ゲームは、今の格闘ゲームみたいにファンタジー色の強いゲームというのはあんまりなかった。
どっちかと言うと、泥臭い格闘の末にラスボスがいて、それでもビームを出すヤツなんて、特に3D格ゲーではあんまり見なかった。
まぁ、僕の3D格ゲーの印象がバーチャだったからかもしれませんが、今でもね、デビル一八がビームを出したときの衝撃は忘れられません。
鉄拳2は、一部の性能を抜かし、軸移動の概念がないので、ガー不のインフェルノは処理が面倒なように感じますが、実はしゃがめば当たらないというー…。
ちゃんと優しい作りになってるんですよね。
■第2位
メガロマニア
まぁ、これも慣れれば何てことない技なのですが、初めて見たときは衝撃でした。
メガロマニアは、ギルティギアイグゼクスシリーズでラスボスを勤めた、イノというキャラクターが使用する必殺技なのですが、発動中は全身無敵な上に、扇・波・曲と3つのどれかを出してくるので、それぞれの対応をしなければならない。
当たれば、ガードしてても大ダメージを喰らうので、基本はメガロマニアを避けるか、当たってしまった場合はフォルトレスを張り、ダメージを軽減させるっていうのが、僕が最初やってた対策でした。
慣れると、ようはメガロマニアに当たらなければ良い訳ですから、キャラによって色んな避け方がある訳ですが、今までの格ゲーのラスボスにはなかった技ということもあり、今でも好きなボス専用技の1つです。
■第1位
ジェノサイドカッター
今は、ルガールを使えるようになったので、あまりこの技に興味を持つ人はいないようですが、当時は『脅威の対空性能技』と呼ばれていました。
それぐらい、性能がぶっ飛んでいたんです。
ルガールは、KOF94のラスボスとして初登場したのですが、その当時は防御システムというのがなかった。
なのに、あの超反応に、上昇中は無敵で下降の隙も少ないジェノサイドカッター。
対人戦と同じように戦っていては、勝つことは難しいです。
今の格ゲーは、防御システムが充実しているので、脅威の性能を誇っていても、ある程度はどうにかなるというのがあります(緊急回避が実装してからは、ジェノサイドの対策はだいぶん楽になりました)が、この当時の防御システムと言えば、避け攻撃。
正直、メルブラみたいに自由に動ける訳ではないので、使える場面はすくないです。
それで、あのジェノサイドカッターです。
もうね、ザ・ボス性能の必殺技だなぁって本当に思いました。
こういう、狂った性能のボス専用技がやっていて楽しいので好きですね♪
●ということで、私の好きなボス専用技でした。
今ではボス専用技ではないというのもいっぱいありますが、オッサンもう三十路過ぎてますので、「と・う・じ・は!」ボス専用技だったという認識で見てもらえれば幸いです。
ニトロプラスのラスボスの黒と紫の弾とかも好きだったんですけど、…名前が分からなかったんですよね。
結局、KOF多目になっちゃいましたけど、好きな必殺技を見ていてふと思ったのが、やっぱり僕はカプコンよりSNKの演出の方が好きだってこと。
やっぱり、派手な方が格好良いってなっちゃうんだよなぁ~。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!