皆さん、おはようございます。
このブログは9月下旬に作成していますが、更新は11月半ばです。
今とは違い、気温も落ち、寒くなっていることと思います。
はい。ということで今回は、寒い繋がりで個人のゲームセンターのオーナーさんとお話する機会があったので、そのことを書きたいと思います。
「446お前、実のお母さんが亡くなったのに、そんな暇あんのか?」という質問が来る前に近況報告しときますと、とりあいず49日は終わり、納骨も済ませたので、あとは最終の遺産手続きと遺品整理ぐらいしか残っていないので、年内は仕事が残っているものの、あとはボチボチで出来るので、一人で小一時間ほどゲームセンターへ行ける時間は作れるようになりました。
その日は丁度3連休1日目で、お神がチャイルド達を外へ連れて行ってくれて、「ゲーセン行ってこぉい!」と言ってくれたので、まぁね、調子に乗ってゲーセンへ行った次第です。
こういうとき、僕は個人のゲームセンターへ顔を出すようにしているのですが、いつも居る10代後半から20代前半ぐらいの若い男の子が居なかったので、初老の眼鏡をかけたガタイの良い坊主のおじさんに話し掛けたんです。
446:「今日は、若いお兄さんはお休みですか?」
すると、その眼鏡さんは「俺も結構若くね?」と透かさず冗談を返してきました。
他のスタッフと明らかに対応の仕方が異なる上に、話し方も安定している。長らく、そのゲーセンは誰がオーナーなのか僕らの仲間のあいだでは謎(20年ぐらいw)だったので、ちょっと聞いてみることにしました。
446:「あれ?今日はオーナーさんもいないみたいですね。あの小さいおじさんがオーナーでしょ?」
すると眼鏡さんは楽しそうにー…。
眼鏡さん:「いやぁ、このゲーセン、オーナーは居ないんよ。一応、俺が経営者だけどね」
446:「(やっぱりな)居るじゃないッスか!」
これは、今までにない面白い話が聞けそうだと思い、今のゲーセンの状況を聞いてみることにしました。
そこは、昔ながらのゲーセンで、ビデオゲームと麻雀格闘倶楽部、あとはパチンコ・スロットしかありません。
未だに体感機やっているという事実、そして県外からもプレイヤーが対戦に訪れるという知名度。スタッフも優秀なのでしょうが、コロナ渦でますますゲーセンの経営が行き詰まるところが多い中、こんな街の小さなゲーセンが生き残っているのには相当な理由があるに違いない。
その経営手腕を自分の仕事にも生かしたいと思い、お話を窺ったんです。
そしたら、ものすごい答えが返ってきました。
眼鏡さん:「ん~~…。つーか、ビデオゲームはオマケで置いてるって感じだからね」
えっ…?どういうこと??
よく意味が分からなかったので、詳しく話を聞くと、まぁ聞きたくない答えが返ってきました。
まず、1日の総売上がビデオゲームだと2000円ぐらいしかないということ。そこのゲーセンは3人でまわしているということでしたが、ビデオゲームだけでは総売上でも1日の1人ぶんの人件費すら出ません。
これだけで大赤字なのに、ゲーム起動させる為の電気代、ボタン等の消耗品代、筐体がトラブった時のメンテ代、ビデオゲームは置いとくだけで金を喰う虫です。
そこのゲーセンは、対戦が盛んで、平日に有給もらったときに顔を出しても、学生達が熱い対戦を繰り広げているし、週末の夜は僕みたいなおっさんが対戦、遠方からもわざわざ足を運んで来る人も居るので、正直もう少し儲かってるだろうと思ってました。
そこのゲーセン、フロアの3分の2はビデオゲームで、あとの3分1がパチンコ・スロット、麻雀格闘倶楽部とMJとなっており、正直だったらどれで経営成り立ってるんだ?って話になるのですが、すると眼鏡さんは言います。
眼鏡さん:「だから、そっちでお金落として貰ってるんだよ」
嘘だろ!?
だって、麻雀とパチスロとかビデオゲームより稼働率悪いし、ぶっちゃけ俺も麻雀格闘倶楽部するけど、200円の買い取りで何時間も遊べたりするから、ビデオゲームの方が儲かると思ってた!
まぁ、詳細は難しい話になるので置いといて、…いやビックリしましたわ。
そうなのね…。
正直、僕は仲間と行くことが多く、一人で行った時も、誰かに声かけて対戦するか、オンラインするので、昔とあんまり使う金額変わってないんですわ。
行けば、1000円ぐらいは使います。
だって、オンラインで5敗すれば、ものの数分で500円ですからね(笑)
そういう話をすると、「まぁ対戦メインでやってる人は使う金額って今も昔もそんな変わらないから、あんまり感じないかもしれないね」と仰ってましたが、なんだろうなぁ~、改めて経営者から話を聞くと、ネットやテレビなんかで見るよりも、もっと深刻な話だということが実感します。
はい!
ということで、今回はここまで!
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!