【対戦52】鉄拳タッグトーナメント
本作は、1999年に稼働した作品です。鉄拳シリーズとしては、4作目にあたる作品で、ストーリーはありません。一応、公式設定では、厳竜の夢となっています。
厳竜、どんどん色物になっていく(笑)
■CPU戦の流れ
1面から8面・通常試合
9面・ラスボス(アンノウン)
まぁ、CPU戦の感想を言わせて貰うと、鉄拳タッグのCPU戦は、ボスより道中の方がキツいということ。
毎度毎度おもうんですけど、2面ぐらいまでは何にもしてこなかったCOMが3面からプレイヤーをボコスカ殴ってくる。5面ぐらいになってくると択を掛けてきて、7面ぐらいからコッチの下段に合わせて空コンをしてくる。そして、ようやくたどり着いたアンノウンに、さぞかし鬼なキャラで倒しがいがあるものだろうと胸を踊らせていると、ラスボスはただのコンパチキャラだったというオチが待っている。
全くね、素敵な裏切りです。7面とかで出てきたポールを一生懸命倒した僕の苦労はなんだったんだ?
全ては、アンノウンと戦うために頑張ったっていうのに、コンパチってそりゃないよ!
鉄拳2で悪魔がビームを放ち、鉄拳3で怪獣が炎を吐いた。そして、お祭り作品のタッグでラスボス特に何もナシって、CPU戦を楽しむ者にとって、これ以上のイジメはありません。
アンノウンさん。デザインは好きなんですけどね。
■注目システム
・さばき
・タッグシステム
まぁ、タッグ2が稼働している今は、初代タッグを見ても、そんな派手には思わないかもしれませんが、当時としてはかなり画期的なものでした。
グラフィックスこそ、開発の時間がなかったこともあり、鉄拳3の流用になっていますが、そのシステムはプレイヤーへの愛に溢れています。
さばきもそうですが、一番注目なのは、やはりタッグシステム!
本作は、キャラは2人まで選択できるのですが、なんと1人倒せば勝ちなんです。
そこで注目されるのが、いかに上手く交代し、自分の体力を維持しつつ、相手の体力を削るかということになってきます。
その交代システムが、本作にはたくさんのパターンがあるんです。通常の交代に加え、投げでも交代できるし、起き上がりにも交代できるし、受け身からの交代も可能!
ただし、CPU戦で適当に使っていると、カウンター取られて、そのまま天国に直行するので、状況を見極めて、なるべく対戦だけで使いましょう。
あらよっと!
ん?この画像掲載した意味ですか?
特に、意味はありませんッッ!
まぁ、僕のタッグシステムのお勧めは、やっぱチェンジ可能技からの追撃ですかね。この技、隙が大きいんですけど、ちゃんとキャンセルできるという配慮があるので、案外CPU戦で練習できます。
それを実践で使っていくわけですが、これがハマった時の爽快感はなかなか良いものですよ。
鉄拳は、当てるまでは苦労しますけど、読み勝てば、相手を発泡スチロールのように浮かせれるので、ここからの様々な連携がもう楽しくて楽しくてしょうがない!しかも、今回はタッグってことで、2人でコンボができる。これはね、やればやるほどハマります!
■評価
感想に入るまえに、僕の勝手な偏見からなる鉄拳タッグトーナメントの評価をいきたいと思います!
CPUの楽しさ
対人戦の面白さ
ゲームのやりがい
ネタ的要素
(MAX5つで評価)
CPU戦は仕方ありません。だって、ラスボス、木人がちょっとパワーアップしたぐらいだから。
本作は、やっぱり対戦の評価が高い作品だと思います。僕も、自分でやってて、対戦たのしかったから、5つ付けさせて頂きました。
対戦が楽しければ、それだけ人もいて、プレイヤー人口も多くなります。そうなると、練習しなければ、たちまちやられてしまいます。自らのステータスを上げるため、自ずとやりこなければいけなくなる訳です。
え?ゲームのやりがいってそう言う意味じゃありませんでした?
すみません。やり込み要素があるかどうかでしたね(笑)
まぁ、なんだかんだで、鉄拳はコンボのパターンが多いので、色んなキャラのコンボ練習は楽しめるかと思います。
ネタは、けっこうあるみたいですね。ウィキやムック見れば一発ですが、せっかくですから、探してみるのも一興かと思います。
■総評
ネット
446
(MAX5つで評価)
まぁ、ネットの評価は4ですけど、それでも、あの厳しいネットユーザーから4という評価を貰えたのですから、鉄拳タッグの人気は伊達じゃないですね。因みに、僕は文句なく、5つの評価です。
だって、面白いもん。
■感想
最後は、鉄拳タッグの思い出話。
初代鉄拳から鉄拳3までのキャラが一斉に出るお祭り作品ということで、これが発表されたとき、僕のテンションはマックスでした。
当時は、中学2年とかそれくらいで、みんなが受験勉強に明け暮れる中、僕を含めた数人のゲーマー達は、そんなこと全く考えずに、鉄拳タッグに明け暮れていた訳です。
鉄拳タッグの面白さと言えば、なんといっても爽快感溢れるコンボ!
でも、僕はそれ以上にキャラを2人選択できるということが、なによりも嬉しかった。
KOFやVSシリーズみたいなことが鉄拳もできるのか!
中学生だった僕は、仲間とそんなことをキャッキャッ言いながら、よくタッグをやっていたものです。
まぁ、身内戦は楽しかったですけど、野試合となると泣きたくなることが度々ありました。
というのも、鉄拳シリーズはこの頃になると、爆発的な人気でして、当然プレイヤーもたくさん居たワケです。
はっきり言って、僕のような身内戦とCPU戦ぐらいしかやっていないプレイヤーなど、一瞬で天国に行けました。
当時は中学生。新聞配達のバイトなんかしていても、月々のゲーセン代にそんな費やすワケにも参りません。
なんとかね、野試合でも一子報いたかったですけど、世の中そんなに甘くありませんね。勝ちたいなら、己のステータスを上げろとばかり、フルボッコにされました。
鉄拳シリーズは、今でもそんな戦えるタイトルじゃないですけど、初代タッグで絞られたのは確かです。
ここでの敗北があったからこそ、その後の鉄拳シリーズで、少しは戦えるようになったと自負しています。
以上、先日鉄拳7のオンラインで、4連敗した446がお伝え致しました。
閲覧ありがとう御座いました!